今日はこちら。
和都市の拡大と共に塵となった神々は、古の社で凝集し新たな姿を形成しました。
この新しい精霊は神河世界を彷徨いながら、新たな神の名残を加えて成長し続けています。
要は神の骸の集合体。グール。…黒では？
少なくとも起源ではないような…。
神河:輝ける世界統率者デッキで登場した伝説のクリーチャー・エンチャント-祭殿。
祭殿はエンチャントのサブタイプ。
これ及び今回の御神体サイクルはそのあまりに長いカード・タイプ及び必須のサブタイプの存在から、クリーチャー・タイプを持っていません。
非常に珍しいですが、後にオラクル変更によってクリーチャー・タイプをすべて失ったNameless Raceが他に該当します。
また機体もアーティファクトのサブタイプなのでこちらもクリーチャー・タイプは持っていない事になります。
とはいえ非常に珍しい事に変わりはありません。
4/3/4のスタッツはほぼバニラスタッツ。
やや優秀とはいえそこまで頼り切る事はできません。
(白)(青)(黒)(赤)(緑)払ってタップすると墓地からエンチャントを戦場に戻せます。
デザイン的にはこれで祭殿を戻しましょうという事でしょう。
ただそもそもエンチャントって破壊されにくく、このカード単体では捨てるギミックもありません。
また5マナも払って1、2マナのエンチャントを拾い上げるのはそこまで強くなさそう。
むしろ重いエンチャントを回収して使う方がこの能力としては強そう。
特に静寂の命令は単体で捨てられて、生け贄にしてもまた戦場に戻せるのでかなり強そう。
起動型能力という性質上インスタントタイミングでエンチャントが張れるのも魅力。
相手の攻撃宣言時にアクロス戦争を釣って相討ちさせたりできます。
勝手に墓地に行き、戦場に出ると効果を発揮する英雄譚は相性がいいですね。
勿論相手のエンドに祭殿を出してソーサリー除去をケアする事もできます。
ただその場合本体というお誂え向きの対象がいるのでその意味はあまりないと思います。
選べるのは大事。
これかこれでもトークンでもない他の祭殿が戦場に出ると、1/1の祭殿・クリーチャー・エンチャント・トークンが生成できます。
かわいい。
祭殿は自分がコントロールしている数によって効果を発揮する為、そのかさ増しができるこの能力は非常に強力。
これまでの祭殿はどれも伝説である為並べにくかったのですが、生成されるトークンは伝説では無い為2体以上並びます。
起動型能力とも当然噛み合うので祭殿を釣っても能力が誘発。
除去されなければそれだけで祭殿が4枚並ぶ事になり、かなり強力になります。
統率者として指定すれば固有色が5色なので各種祭殿をデッキに詰め込む事が可能。
現在3サイクル15枚これと万物の聖域で計17枚あります。
100枚の中からそれらを引けるかというとかなり厳しそうですが、揃えられればかなり楽しそう。
ただどう考えても遅いのでレベルはかなり低くなってしまいそうです。
スタンダードセットにいてもまったく暴れなかったと思います。
くれ。
ではでは！
