ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

アルカイヴの盾、ミュレルについて考える

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今日はこちら。

 

兄弟戦争で登場する4マナ3/4の伝説の人間・兵士。

自分のターン中対戦相手が呪文を唱えたり、アーティファクト、クリーチャー、エンチャントの能力を起動できなくする能力と、攻撃時に自分の兵士の数に等しい数の1/1の兵士・アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成する能力を持っています。

 

上の能力はかの堂々たる撤廃者と同じ能力。

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統率者において白を含む理由となる1枚であり、その種類が増えるのは単純に強化と言えます。

対戦相手のカウンターを封じながら呪文を展開したり、除去やコンバットトリックを考えずに動けるのはやはり強力です。

 

ただスタッツが上がって落としにくくなった分、マナ総量も倍になってしまったので、出してから仕掛けるという芸当が難しくなっています。

4マナとなった事で軽蔑的な一撃本質の散乱で充分対処可能となってしまっているのも難点。

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また魂力とスタンダードで共存するのも難点。

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能力の制限は戦場のみであり、手札で発動する魂力は例えクリーチャーやエンチャントであっても起動する事ができます。

 

下の能力もかなり強力。

攻撃宣言は終わってしまっているので、仮に速攻をつけたとしても攻撃は難しいですが、攻撃毎に兵士の数が倍になっていくので、状況次第で一気に戦場を制圧できます。

ちなみに現スタンダードには兵士は意外と多く、例えばスレイベンの守護者、サリア敬虔な新米、デニックアルカイヴの徴募人、ベイルド国王ダリアン四十八世等が存在します。
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特に兵士は横並び戦術が強く、能力と噛み合っています。
食肉鈎虐殺事件の禁止も追い風となっていますね。
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統率者として指定すれば、無限コンボを邪魔されずに済みます。

白単色に限られてしまいますが、例えば太陽冠のヘリオッド歩行バリスタコンボなどいくつか存在します。

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ただそれよりは太陽冠のヘリオッドを統率者にしたほうが揃えやすそうですし、堂々たる撤廃者の2枚目としての採用が多くなりそうです。

軍団のまとめ役、ウィノータに搭載するのもいいですね。

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古典的なウィニーデッキ復権の旗印となるのでしょうか。

高くなりそう。ではでは!

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