ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

血塗られた刷毛について考える

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今日はこちら。

 

刷毛(ハケ)とは木やプラスチックなどの先端に大量の毛を付けた道具。

ミニほうきとして細かいゴミを払うのに使う事もありますが、今回は液体状の物を塗る用途で使われています。

 

ただ刷毛で絵を書こうとするとどうしても広範囲に色が広がってしまう為、キャンパスのようなサイズに塗るには不向き。

実際イラストでも使われている道具は刷毛と言うにはあまりにも毛が少なく、筆(それも相当な細筆)と呼ぶべき道具です。

 

また上記の通り刷毛は塗る側の道具であり、この日本語名の場合完成品は刷毛の方になります。

血の筆跡、あるいは意訳で血の芸術などが正しい訳となるでしょうか。

 

3マナのエンチャント。

戦場に出た時、血・トークンを生成し、血の芸術家を戦場に創出します。

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血・トークンはリミテッド民ならおなじみの1マナ払って生贄に捧げればかき回しができるあのトークン。

そして血の芸術家の方はヒストリックでおなじみ2/0/1でクリーチャーが死ぬたびにドレインを行うあの吸血鬼です。

 

あなたが血・トークンを生け贄に捧げる度1点ドレインを行います。

本体に1つ付いているとはいえもっとガンガン回していきたいところ。

幸い黒にはヴォルダーレンの投血士を始め、様々な血・トークン生成カードがあるので、是非併用していきたいですね。

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重ね張りが強力なのも魅力的。

 

スタンダードの段階で食肉鈎虐殺事件を用いた黒単はなかなか強力だったので、そこに追加する形でこのカードを入れるとかなり強そう。

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重ね張りできる事もあり、適当にクリーチャーを相打ちしてるだけでゲームに勝利できるかもしれません。

今後のアルケミーのメタゲームにおける重要カードとなりそうです。

 

ところで血は画材として向いているのでしょうか。

名探偵コナンの作中でコナン君が言うには血は大体15~30分で固まるそう。

(月影島殺人事件参照。

血で書かれた楽譜が登場します)

比較対象としてアクリル絵の具はというと、これまた15~30分。

おおこれなら何とかなりそう!

 

となれば次は持ち運び。

血液をあの様に凝縮させるのはなかなか難しそうですし、そんな事したら色が変わってしまいそうです。

ただ乾燥させなければいいので、密閉性の高い容器を使えば、問題ありません。

トークンに描かれている専用の容器は見た目からも密閉性が高そう。

 

と思ったら常温で放置すると内容物はどんどん変化する模様。

献血とかで取られた血はすぐに冷凍されますが、これが原因です。

ただ逆に適度に分解された方が味が出るとかあるのかもしれません。

 

個人的なオススメはモルモットなどの小動物を持ち運び、必要な時に調達するやり方。

これであれば適度な餌だけでいつでも新鮮な血を調達できます。

あとは動物愛護団体との勝負だけですね。

ではでは!

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