ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

骨集めのドラコサウルスについて考える

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今日はこちら。

 

イクサラン: 失われし洞窟にて登場する強力なアドバンテージ源。

赤5マナ5/5飛行、先制攻撃の恐竜・ドラゴンで、

自分のアップキープ開始時に、自分のライブラリーの一番上にあるカード2枚を追放し、このターン、それをプレイしてもよく、これにより土地を追放したなら、赤3/1の恐竜・トークン1体を、土地でないカードを追放したなら、宝物・トークン1つを生成します。

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動き出しが自分のアップキープ開始時と遅いものの、そこからはかなりのアドバンテージを稼いでくれる強力なクリーチャー。

スタッツも5マナ5/5飛行、先制攻撃と申し分なく、特に黙示録、シェオルドレッドに対して一方を取れるのはかなり優秀。

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アップキープ毎に2枚の衝動的ドローをもたらしてくれる上、その種類に応じたトークンも生成してくれます。

既存のカードだと土地を追放したら宝物を、土地でないカードを追放したら恐竜をくれそうですが、今回は逆。

実際土地を置けてるのに追加の宝物をもらうよりは恐竜の方が欲しい場面が多く、また呪文を追放したのであれば宝物を貰えるのは嬉しい場面も多いでしょう。

 

リミテッドでは怪物。

3, 40枚のデッキで2枚ずつ追放していくのは少し怖い気もしますが、2, 3ターンも生き残れば覆し難いアドバンテージ差が広がっており、まったく心配する必要はないでしょう。

本体が攻撃できなくとも生成される恐竜・トークンが相手を倒してくれるはず。

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問題はスタンダードで喉首狙い失せろで倒されてしまうと何も残りません。

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除去耐性と呼べるものがスタッツしか無く、戦闘では無類の強さを発揮するとはいえ、5マナ払って何もできない可能性があるのは些か問題と言えそうです。

 

ただほぼ同条件の黙示録、シェオルドレッドがあれだけ活躍しているところを見ると、この子もかなり活躍できそう。

特に1ターンで倒されてしまったとしても2点ドレインと衝動的ドローではゲームに与える影響があまりに違います。

1マナ重い、策謀の予見者、ラフィーンのようなそのターンに誘発させられる相方がいないとはいえ、スタンダードではかなりの存在感を出してくれるのではないでしょうか。

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モダン以下の場合、5マナ以上の踏み倒せない呪文はほとんど採用できません。

暗黒の儀式も使えませんし、この為だけに煮えたぎる歌を入れるのも怪しいでしょう。

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その分衝動的ドローは強力になりますが、3, 4ターンで終わる事も多いので、出したはいいがターンが帰ってこないなんて可能性も少なくありません。

 

イオニアまでは行けるかもしれません。

茨の騎兵越えられないのはネックですが、5マナのフィニッシャーはまだまだ十分戦えるはずです。

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ラクドスミッドレンジや赤緑機体に1, 2枚とか。

 

リミテ、スタンとMTGアリーナではかなり見かける事になりそうですが、下需要がないので価格はあんまり変わらなさそう。

個人的には統率者用に1枚確保したい。ではでは!

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