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イクサラン: 失われし洞窟にて登場する赤の神。
第1面は赤4マナ4/4トランプルの伝説の神で、
自分の赤の発生源が、対戦相手1人にこれのパワーよりも小さい点数の、非戦闘ダメージを与えるなら、代わりにその発生源はこれのパワーに等しい点数のダメージを与えるようになる常在型能力、
これが死亡した時、これをオーナーのコントロール下でタップ状態かつ変身した状態で戦場に戻す誘発型能力を持っています。
第2面は土地で、
タップで赤マナ1点を加える起動型能力と、
このターンに自分のコントロール下で赤である発生源が与えた戦闘ダメージでないダメージの合計が4点以上である場合、ソーサリーとして、(2)(赤)とタップでこれを変身させる起動型能力を持っています。
特筆すべきはやはり第一面の常在型能力。
素のパワーは4なので、4点未満のダメージをすべて4点にしてしまいます。
赤の発生源、対戦相手、非戦闘ダメージと縛りは多いもののそこは赤。
2人対戦であればライフの2割を削り切る凶悪な効果であり、5回与える事ができればそのままゲームに勝利できます。
今回僕が個人的に買った1枚で、その使用用途は精神破壊者、ネクサル。
4ターン目にアショニル、5ターン目にネクサルと置ければ、毎ターンのダメージは都合8点となり、追加ドローを少し増やすだけでかなりの速度で相手のライフを削れるはずです。
勿論統率者としても有効で、先置きできるダメージソースを置いておけば、展開直後から大きなプレッシャーをかける事ができます。
除去がかなり飛んでくることが予想できるので、偏向はたきや稲妻のすね当ての準備は必須。
スタンダードではローテーションが3年になった事もあり、スタンダードとは思えないほど多くのシナジー・カードがあります。
熱錬金術師や物騒なカタパルトはその代表格。
これに火遊びや稲妻の一撃といったパイオニアレベルの火力を織り交ぜれば、対戦相手のライフを一気に減らすことができるでしょう。
リミテッドでは凡。
上記のようなバーン・デッキが組める事はほぼ無く、常在型能力が1回も使えないまま死亡し、以降土地として変身する事もなく終了という神らしからぬ動きとなりそうです。
イメージとしては朱池洞の族長、トーブランが近そう。
システム組んで勝ちたい方は是非。ではでは！
