今日はこちら。
日本語訳は僕が付けましたが、大筋は外れないと思います。
トラルフといえばカルドハイムの怒りの神、トラルフですね。
恐れ知らずの勝負師で、荒々しい妙技と英雄譚に相応しい冒険への情熱を持っています。
彼の名声は不可能といわれたいくつかの偉業を達成したことで得られました。
信奉者である彼も同様に偉業に挑戦しようとしているのでしょう。
3/3/3の人間・戦士。
速攻を持っており、攻撃する度に自分のデッキに4枚の稲妻を創出し、それを混ぜます。
稲妻といえばアルファで登場した元祖火力であり、1マナで任意の対象に3点ダメージを与えられる現在でも最高効率の、最強の火力呪文です。
攻撃する度に誘発するので、戦場に残れば8枚、12枚と稲妻が増えていきます。
16枚も入ればモダンやレガシーのバーンとほぼ同じ量の3点火力が入っていることになります。
デッキ内に火力呪文が増える事でデッキ内の土地の比率が下がります。
代わりに本体火力が増える為、トップから本体に火力を撃って勝ちという確率も少しだけ上がります。
赤単であれば土地も3枚もあれば十分ですからね。
LO戦術に対してもそれなりに有効です。
攻撃する度にデッキが4枚増えますからね。
ただしターシャズ・ヒディアス・ラフターに対しては焼け石に水です。
稲妻は最強の火力です。そこは疑いようがありません。
しかし土地が3枚以上ある場合、果たしてそれは本当に最強なのでしょうか?
手札が枯れているのであれば、2マナ以上余ることになります。
3点火力で勝てず、他にマナの使い道がないのであれば殺戮の火の方が強いことは明白でしょう。
そもそもそれは果たして引けるのでしょうか?
先行3ターン目に出せて攻撃したとして、マリガンなしドローなしなら山札は51+4枚。
13.75枚に1枚です。
引ける頃にはゲームはとっくに決まっていると思われます。
やはり軽いことを生かしましょう。
炎の媒介者や月の帳の執政等火力呪文を撃った際に追加のアドバンテージを得られるカードを使えば、稲妻を撃ちながら追加のリソースを得られます。
ヒストリックであれば実験の狂乱とも相性がいいですね。
軽い呪文を連打したいというだけでなく、攻撃時にデッキをシャッフルする為、次の呪文へとつなげられる可能性があります。
追加した稲妻がそのまま唱えられる可能性があるのも強力ですね。
環境で見かけるカードになるとはあまり思えませんが、アルケミーで活躍するのでしょうか…?
ではでは!