MTGアリーナ限定の新フォーマットAlchemyが発表されました。
早速その内容について見てみましょう。
来週から始まるこのフォーマットでは、基本的なカードプールはスタンダードに準拠します。
ただしスタンダードでは強力すぎたカード、あるいは弱すぎたカードが調整されます。
例えば創造の座、オムナス。
本体のコストが1マナ上がっただけでなく、着地誘発も占術1になりました。
ただ寓話の小道はローテ落ちしましたし、自然の怒りのタイタン、ウーロや僻境への脱出程強力なランパンも無いので、そもそも現状でも禁止されている事自体疑問視する声も上がっています。
(ヒストリックでの禁止は妥当だと思いますし、いざ解禁してスタンダードでまた暴れましたってなったら怖いのでやめた方がいいとは思いますが)
強化されたのも見てみましょう。星界の霊薬。
20点以下の場合の効果に占術1が付きました。
こういうチマチマとアドバンテージを稼いでいくカード最近のスタンダードでは見なくなりましたね。
(8ターン目にゲームが終わる為)
白単や緑単相手にライフ2点程度で止まるとは思えず、またコントロールにも結局天啓で押し切られて使われないんじゃないでしょうか…
上記に加えてAlchemyのカードプールには、63枚のアリーナオリジナルカードも加わります。
例えばこれは自分のデッキに稲妻4発を混ぜ込むカード。
赤の速攻デッキが3ターン目に投げたとしてもゲーム終了までに引けるかというと怪しく、3マナあるなら1マナのカード以上に引きたいカードは多い様な気がしますが、あの最強火力を使えるかもしれないというのは魅力かもしれませんね。
ちなみにこの追加カードはヒストリックでも使えます。
Alchemyとは錬金術の事で、ゴミを金(Goldです。Moneyじゃないです)に変える研究の事です。
結局失敗して衰退するのですが、これにより人々は魔法から離れ、徐々に科学の世界に移行します。
既にある物をまったく別の何かに換えてしまうという点もあり、なかなかいいネーミングだと思います。
広義では肉体や魂を別の物に置き換え、より完璧な存在に変容しようという試みでもある訳なのですが…果たしてうまくいくのでしょうか?
ではでは!