ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

大魔導師の魔除けについて考える

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今日はこちら。

 

モダンホライゾンで登場したカウンター、2ドロー、マナ総量1以下の土地でないパーマネントのコントロール奪取の3つのモードを持つ魔除け。

基本的にはカウンターのモードがメインで、ハンドアドバンテージの重要なコントロールミラー等で隙を見て2ドローという感じになると思われます。

またマナ総量1以下の土地でないパーマネントを取れるモードは、状況をかなり選ぶもののハマればかなり強力。

土地でさえなければパーマネント・タイプを問わない為、アーティファクトやエンチャントも取れ、コントロール奪取には珍しくインスタント・タイミングなのもかなり器用です。

 

弱点はやはりトリプルシンボルというきつい色拘束。

その為青単もしくはそれに近い青の濃いデッキでしか使う事ができません。

 

ジャンプスタート: ヒストリック・ホライゾンに収録された事で、ヒストリックに参戦。

ジェスカイコントロールを圧倒的トップメタに押し上げています。

 

一般に土地を3ターン目までに3枚引く為には大体23枚前後あればいいとされています。

現在のスタンダードの赤単には土地が25枚入っていますが、その内赤マナ源は21枚。

それでも3ターン目に赤3マナは十分用意できる事は、使っている方であれば何となくわかると思います。

 

現在のヒストリックには多色化を咎めるカードがほとんど無く、その為現在のジェスカイコンではこの(青)(青)(青)を要求するカードに加え、(1)(赤)(赤)を要求する神々の憤怒、サイドになりますが、(白)(青)を要求するドビンの拒否権が採用されています。

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これは土地が26枚入っているにも関わらず、その23枚が多色土地で、その上内4枚がラウグリンのトライオームである為にできる芸当です。

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このデッキの派生として登場したジェスカイ不屈の独創力でも山を他に3枚要求するドワーフの鉱山が採用されています。

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これは多色土地も一部しか条件に関与しない為、トリプルシンボルよりもより厳しい条件となっていますが、それでも4、5ターン目には余裕で達成し、そのままコンボが始動します。

(現在ではジェスカイコントロールがメタの中心となっている為、追加のカウンターとして大魔導師の魔除けを採用し、カウンターに弱い不屈の独創力パッケージを外したタイプが増えてきています。

セラの使者神の怒りの前には無力ですしね。

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ただしより雑多なデッキに対してはこちらの方が強いです。)

 

ちなみにマナ総量1以下のパーマネントにはトークンも含まれます。

サメ台風終局の始まりで出したトークンを取られてGGなんて事にならない様に気をつけましょう。

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ではでは!

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