ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

神の乱について考える

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今日はこちら。

 

神と定命はかつて調和の内に暮らしていた。

それが変わったのは永岩城の君主、今田の統治期だった。

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彼は永遠の権力という無謀な野望を抱き、精霊界からあるものを盗んだ。

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奪われし御物から彼は超自然的な力と不死を得た。

しかし、奪われし御物は大口縄の子供だった。

大口縄は精霊界を無秩序に暴れ回り、神河次元のあらゆる神を苦しめた。

彼等は定命の世界に散発的に顕現するようになり、その場所に苦痛と破壊をもたらした。

二十年に渡る神の乱の後、遂に大口縄が顕現した。

憤激を世界に放ち、死と破壊をもたらしながら、奪われし御物の痕跡を追った。

奪われし御物が砕かれると、囚われていた香醍が神の乱を終わらせた。

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香醍は真実を求める者、今田魅知子と共に大口縄を打倒し、今田に死の罰を与えた。

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大口縄の物語は終わったが、彼の伝説は今尚生き続けている。

 

5色6マナの英雄譚。

それだけに効果も派手。

 

1章では対戦相手の土地でないパーマネント1つを追放します。

万能除去ですね。

これだけだと物足りないですが、続く死と破壊の伝説を考えれば充分な効果と言えるでしょう。

破壊不能も抜けます。香醍…。

 

2章では神の乱でも土地でもないパーマネント1つを対象としオーナーの手札に戻させた後で、各対戦相手に手札を1枚捨てさせる能力。

こちらも強力で相手の手札が無ければ死亡誘発を発動させることなく使える除去となります。

逆に相手の手札があれば自分の着地誘発を使い回したいカードをバウンスしても、それを捨てさせることも可能。

ヒストリックになりますが、空を放浪するもの、ヨーリオンとループが組めますね。

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1ターンの猶予がある為、手札を貯めておくことが可能。

相手に撃たれて土地を引いた場合、それを置かなければ実質バウンスだけで済みます。

 

3章で変身後は6/6飛行、トランプルのドラゴン・スピリットに変身。

ただし今回の英雄譚の都合か伝説ではありません。

すべての色はわざわざ書かなくても大丈夫な気がしますが、わかりやすさのためでしょうか。

ちなみにマナ総量は6で、そのコストは(1)(白)(青)(黒)(赤)(緑)です。

この辺は変身するパーマネント故。

 

攻撃する度に防御プレイヤーはこちらの墓地から土地でないカードを1枚選び、手札に加えさせなければなりません。

それによりこのカードのパワーはそのマナ総量分上がります。

大体の場合パワー7にはなるので3回も殴ればゲームが決まりますし、そもそも出された時点で毎ターンの様にアドバンテージが稼げるので、かなり勝利は近いでしょう。

 

コストに見合った壊滅的被害を与えてくれる英雄譚。

唱えられれば勝利にかなり近づきます。

 

今回のリミテッドで引いた際に最も勝利に貢献してくれる1枚です。

引いた際の勝率は6割で、引くと勝率が2割上がるとか。

ただそもそもこれをデッキに入れられるということは5色出るデッキであり、それなのにこれが引けないと4割しか勝てないというわけであり…となると実際にはリミテでは弱いカードとなりそう。

 

構築では出た時の効果が単体追放であり、コストに見合ったとは言いづらい為、やはり厳しそう。

ロマンはあるんですけどそれまでのカードな気がします。

 

この前シールドで引いた際には、神河の魂、香醍とセットだったので5色に挑戦し、3回引いて3回出し、2回勝ちました。

やはりランプのゴールとしては少し遅いかも。ではでは!

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