ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

アーチリッチ、アサーラックについて考える

アーチリッチ、アサーラック

今日はこちら。

 

アサーラックは体を捨てて髑髏だけになった上位のリッチであるデミリッチの一人です。

彼の棲処『恐怖の墓所』にまつわる伝説は、彼によって大量に張り巡らされた即死級の罠が張り巡らされており、その圧倒的な難易度の高さからダンジョンズ&ドラゴンズの最初期から冒険者達の間で語り継がれてきました。

彼は冒険者たちの長い人生の間に何度も姿を現し、冒険者達が成熟した頃遂に対峙することになるわけです。

ただこれ冒険者側からすると確かに厄介なのですが、彼側からしても自宅に大量のセキュリティ付けたのに、むしろその難攻不落さを買われて他人がどんどんやってくるというはた迷惑な話です。可哀想。

 

3/5/5の伝説のゾンビ・ウィザード。

非常に巨大なスタッツですが、代わりにデメリットが存在しており、魂を喰らう墓を踏破していなければ代わりにダンジョン探索を行い、手札に戻ってしまいます。

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彼を着地させることに成功すれば、彼はそのデミリッチの力を存分に振るってくれます。

彼は攻撃する度に各対戦相手にクリーチャーを生贄に捧げるか代わりにゾンビを1体連れて来てもいいか聞きます。

相手としてはどちらも嫌な効果です。

本体が5/5とサイズが大きいこともあり、かなりの存在感を発揮してくれるでしょう。

 

ダンジョン探索が要求される分、着地した後の制圧力は十分。

他のダンジョン探索カードと併用して魂を喰らう墓を進み、彼の待つ第四層へいち早く駆け付けましょう!

 

というのが想定されていた本来の使い方だと思われます。

ここからが実際の運用。

 

彼は魂を喰らう墓を踏破しない限り、戦場に出ることなく手札に戻り続けてしまいます。

逆に言えば彼はそれ以外のダンジョンであれば、それを出し続けることができる限り、無限にダンジョンを探索できます。

 

魔の魅惑と言うエンチャントは各プレイヤーにマナ総量3以下のクリーチャー呪文を、マナコストを支払うことなく唱えることを可能にします。

 

彼が無限に出し入れできる場合、彼が進むのはファンデルヴァーの失われた鉱山になります。

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暗黒の泉のドレイン効果により、このコンボは揃った瞬間勝利できるコンボになります。

対象を取らない為、夏の帳を抜けるのもいいですね。

 

魔の魅惑自体はレガシー以下でしか使えないのですが、代表品となるカードがモダンにもあります。

それが屋根の上の嵐です。

彼がゾンビである為、何度でも手札から唱えることができます。

 

話題にはなるものの姿を現してはすぐに撤退するよくわからないクリーチャーになりそうです。

ダンジョンの最奥で彼と戦うことになるデッキは現れるのでしょうか。ではでは!

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