ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

白羽山の冒険者について考える

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今日はこちら。

 

統率者レジェンズ: バルダーズ・ゲートの戦いで登場した白3マナ3/3のオーク・クレリック

戦場に出たときイニシアチブを得る誘発型能力と、各対戦相手のアップキープ開始時に自分のクリーチャー1体を、ダンジョンを踏破したことがあるなら全員をアンタップする誘発型能力を持っています。

 

イニシアチブに関してはこちらをどうぞ。

イニシアチブについて考える - ロダーシャの考察

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各対戦相手のアップキープに誘発するアンタップ能力により、自分のクリーチャー1体に疑似警戒を与える事ができます。

ダンジョンを踏破していれば全員が疑似警戒。

とはいえ当然ながらこちらのエンドなどに除去されてしまうと全員起きないので、そこだけ注意。

 

冒険者サイクルの1体で、サイクル内で唯一の3マナとなっています。

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この1マナの差が大きく、古えの墳墓裏切り者の都水連の花びら金属モックスを組み合わせることで1ターン目から唱える事が狙いやすくなっています。

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先月下旬に突如登場したこの白単イニシアチブは、瞬く間に環境のトップメタに躍り出ました。

価格も11/23:170円→現在2310円に。

正直まだまだ上がりそうに見えます。

実際の動きを見てみましょう。

1ターン目に戦場に出た白羽山の冒険者はまず秘密の入り口に入ると、平地を手札に加えカード・アドバンテージを確保します。

2ターン目に召喚酔いが解け、攻撃する際には闘技場で5/5となり、対戦相手のアップキープに起き上がる為返しでイニシアチブを取られる心配もありません。

3ターン目の罠だ!により対戦相手のライフは既に残り10。

戦場には5/5の疑似警戒となった白羽山の冒険者がおり、敗色濃厚となってしまっています。

 

1ターン目に白羽山の冒険者を除去することで少し違った世界線に行けます。

この場合は失われた井戸で占術2をした後、隠し部屋

宝物・トークン1つを発見、地下墓地で4/1威迫のスケルトンを仲間にした後、死せる三者玉座にて後続を引っ張ってこれます。

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とまあ一応何とかなる範囲ではありますが、やはりかなり厳しい世界線と言わざるを得ません。

 

アドバンテージの獲得手段が地下街からもたらされる白単イニシアチブを相手にする場合、イニシアチブを奪う以外の方法でそれを止めるのはやはり難しそうです。

その為最近では軽い飛行クリーチャーやプロテクション(白)持ちの需要が急増しています。

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ただ白単側もそれに対抗して難題の予見者を採用するリストも登場してきており、今後も研究が続きそうです。

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今後も統率者向けセットからレガシーの一大勢力が現れそう。

レガシーの明日は如何に。ではでは!

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