ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

高貴なる行いの書について考える

高貴なる行いの書

今日はこちら。

 

D&Dにおける高貴なる行いの書サプリメントブックの一つであり、またその中に登場する下級アーティファクトの名前でもあります。

ゲーム内アイテムとしてのそれには頂点まで上り詰めた正義が書かれています。

サプリメントとしてのそれには善の属性を持つキャラクターがどのようなことができるかについて書かれており、より良き理想を求めるキャラクターの為に存在しています。

邪悪や拷問などの恐ろしい描写は含まれていないものの、道徳倫理に関する難しい議論に対して書かれている為に、この本は成人向けとされています。

 

なお不浄なる暗黒の書とは対になる存在です。

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こちらにも同名のサプリメントが存在します。

 

MTGの話に戻りましょう。

これは白3マナで出せる伝説のアーティファクトです。

色補助が弱い環境においては白単色デッキでしか使えません。

特に一度色を決めると二度ともう一方の色が出なくなるMDFC土地しか残らないローテーション後が危険な気がします。

 

 少しでも高貴でない人には出せないという訳ですね。

 

あなたの終了ステップの開始時に、このターンあなたが3点以上のライフを得ていた場合、白の3/3飛行・天使トークンを生成できます。

サイズがそもそも3マナから出てくるサイズとしてはかなり大きく、1度でも誘発すれば十分な仕事量という事になります。

天使には回復する効果を持つものも多く、うまく回ると毎ターンのように天使を量産する態勢を整えられると思います。

 

白3マナ払いタップすることで、自分の天使一体に悟りを開かせることができます。

天使が悟りを開く事により彼女達は体が白金化し、戦場にいる限りあなたは負けなくなります。

身体を白金化するってファイレクシアとやってること変わらない気がします。

やはり正義と悪は表裏一体…。

 

ライフさえ回復すれば後は自前で天使を用意できる為そこそこ強力。

白金の天使化によって相手次第では負けない状態を作り上げることができます。

 

で、問題となっているのはこの効果が非クリーチャー化しても継続する事。

一時的にクリーチャー化するカードでも永続能力を付与できてしまう為、かなり厄介なことになってしまいます。

そうならない様天使と言う縛りを付けたものの、何とスタンダードでも成立するコンボとなってしまいました。

要は不詳の安息地とのコンボですね。

クリーチャー化さえすれば殴らなくてもいいので、本体含めて3マナでクリーチャー化+3マナで起動の計6マナで成立するコンボで、ターン終了すれば敗北しない効果付きの土地が戦場に居座り続けることになります。

あとは相手のLOでもゆっくり待ちましょう。

 

高貴なる行いとは何だったのか。

我々はその謎を探るべくフォーゴトン・レルムに向かった。ではでは!

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