今日はこちら。
サンダー・ジャンクションの無法者にて登場する全体除去。
白1マナ放題のインスタントで、
(1)でターン終了時まで、すべてのクリーチャーの能力すべてを失わせる効果、
(1)で自分のクリーチャー1体を選び、ターン終了時まで、それに破壊不能を与える効果、
(3)(白)(白)ですべてのクリーチャーを破壊する効果を持ちます。
強そうな全体除去。
全体除去効果の為には白3マナを含む計6マナも払わなければなりませんが、代わりにインスタント・タイミングで撃つことができ、相手のエンドに撃つことで返しの自分のターンで先に展開できます。
他のモードもかなり便利そう。
1つ目の効果はターン終了時まですべてのクリーチャーの能力を失わせることができ、破壊不能や死亡誘発などを無効化できます。
2つ目の効果はターン終了時まで自分のクリーチャー1体に破壊不能を付与でき、全体除去から守ることができます。
全部使えば相手の破壊不能や死亡誘発などを無効化しつつ、自分はクリーチャー1体を生き残らせ、全体除去の後の戦場で攻撃に向かうことができます。
とはいえスタンダードではかなり重く流石に厳しいか。
死亡誘発を消したいなら太陽降下がありますし、速攻をケアしたいという話ならむしろ重くなってるのが痛すぎます。
というかこれがある限り白の5マナ以上の全体除去は基本的にこれになるでしょう。
強すぎます。
活躍しそうなのは統率者。
自分が死にそうになるまで全体除去を温存でき、いつでも全体除去ができるのはかなり有用そう。
白のサイクロンの裂け目となれるでしょうか。
能力を失わせる効果は着地誘発を消すことができません。
誘発前であれば戦場に無い為能力の範囲外ですし、誘発後であれば誘発型能力は既にスタックに乗っておりこの方法では止めることができません。
一例を挙げればこれではデモコンタッサは止められません。
1つ目の能力を失わせる効果と、2つ目の能力を与える効果は共に依存しない第6種効果なので、タイムスタンプにて破壊不能が与えられます。
また2つ目の効果は破壊不能を与えるクリーチャーを選ぶため、対象に取らず、スタックで除去されても別のクリーチャーに破壊不能を与えられます。
対象を取らない為、立ち消えの心配もありません。
等時の王笏に刻印可能。
毎ターン7マナ払えば全体除去が飛ばせます。
他の行動何もできなさそう。
勿論単純に1つ目や2つ目だけで使うことも可能。
特に2つ目は解決まで破壊不能を与える対象を選ばなくてよいという点でこの手のカードとしてはかなり優秀な部類になります。
その場合最後の決戦感はありませんが…。
ではでは!