今日はこちら。
サンダー・ジャンクションの無法者にて登場する新ジェイス。
青2マナ初期忠誠度3のジェイスで、
自分の第1、第2、第3ターンには唱えられない常在型能力、
[+1]で1枚引き、1枚捨てる忠誠度能力、
[+1]で手札のマナ総量3以下の土地でないカード1枚を追放し、計画された状態にする忠誠度能力、
[-6]でターン終了時まで、呪文を唱えるたび、それをコピーし、新しい対象を選べる忠誠度能力を持ちます。
計画はサンダー・ジャンクションの無法者にて登場するメカニズム。
計画されたカードは後のターンにソーサリーとしてマナ・コストを支払うことなく唱えられます。
2マナと軽いものの、自分の第1-3ターンには唱えられないため、戦場に出てくるのは基本的に4ターン目以降。
踏み倒しや瞬速を用いればより速いターンに戦場に出すことも可能かもしれませんが、そこまで急ぐ必要もないでしょう。
むしろ正規の手段を踏んで4ターン目に唱え、残った2マナで打ち消しを構えた方が良さそう。
1つ目の能力はルーティング。
シンプルに手札の質を上げられる優秀な能力です。
とはいえ質だけしか上がらず量は増えないのでこれだけではあまり使い勝手はよくないというのが正直なところ。
犯行現場の再現と組み合わせられますが、それなら4ターン目まで唱えられないこれよりも漆月魁渡の方が強そう。
続いて2つ目の能力はマナ総量3以下の土地でないカード1枚を計画できるというもの。
実質3マナまでの踏み倒しですが、これ自体が4ターン目まで唱えられない為派手さは無さそう。
また計画したカードはソーサリータイミングでしか唱えられないため、打ち消しとも相性が悪いです。
衝撃の足音などの0マナ待機呪文と相性がいいですが、何も考えずデッキに入れるとマナ総量2のこれが続唱でめくれてしまい、それが3ターン目ならそのまま唱えられること無く下に行きます。
また木苺の使い魔を計画すれば出来事を踏み倒せそう。
ただ最速でも5ターン目と考えると、単純にランプしてもたどり着けるのでそれほど強くなさそう。
一応土地が全部起きていますが、その為だけに両方を投入するほどの価値は無いと思います。
ただ感電の反復でコピーできればあるいは…？
3つ目は奥義。
そのターン中唱えた呪文をすべてコピーできます。
2つ目の能力で待機しておいた呪文を連発すれば勝ちに直結するほどの大きなバリューになるかもしれません。
2マナのPWとしては破格の性能を持ちますが、4ターン目に出てくるPWと考えると微妙な1枚。
夢はありますし、可能性も感じますが、いかんせん今のカードプールは広すぎて何とも…。
フレーバー的には満点のカード。
やはり生きていたジェイスがなぜかアショクに扮している。
彼の目的は一体…？ではでは！
