今日はこちら。
カルロフ邸殺人事件にて登場する呪文に代替コストを与えるクリーチャー。
青7マナ6/6飛行のスフィンクス・探偵で、
自分が唱える呪文のマナ・コストを支払う代わりに、情報収集10を行える常在型能力を持ちます。
6/6飛行という強力なスタッツもさることながら、マナ・コストを払うことなく呪文を唱えられるのは強力。
コストとして要求されるのは、情報収集10。
単純に使ってもインスタントやソーサリー、除去されたクリーチャーなどで1回くらいは踏み倒せるかもしれません。
しかしどうせならより複数回起動できるように墓地肥やしを行いたいところです。
相性のいいカードは多元宇宙の突破。
強力な効果に付随して墓地を肥やすため再び、あるいはそれ以上に呪文を踏み倒せる状況を作れます。
コンボとして貯蔵スカーブを何度も蘇生することで、多元宇宙の突破を回収、何度も唱えることで対戦相手のライブラリーアウトを行うことができます。
まあ実際には自分のライブラリーのマナ総量は有限なので無限に唱えることはできませんが、それでも対戦相手のライブラリーをすべて墓地に置くまで唱えることは十分可能でしょう。
問題は自身が7マナと踏み倒す必要があるくらい重いこと。
そのためマナ加速や蘇生などの補助手段が必要となります。
同時に墓地を肥やせたり、あるいは墓地を利用できたりするとデッキとして一貫性があります。
またこれと共に手札に踏み倒したいカードが必要なのも懸念点。
出して手札がなければそれで終わってしまいます。
踏み倒し先と自身を複数枚デッキに採用するのはマナが重くなりすぎるような気もしますが、しかしそうしなければうまく使えないというのも確かです。
一方で墓地利用は上2つと比べるとそれほど問題ではありません。
ちょうどマナ総量が異常に重い分割カードも来ますし、下環境であればピッチスペルなんかもよいコストになるでしょう。
リミテッドでは6/6飛行がそれだけでゲームを終わらせられる力があります。
ただ環境速度がよくわからないので、7マナが間に合うか次第で評価が変わりそう。
まあ神話なのでそもそも使える機会は少なそうですが。
個人的には期待していませんが、既に色々デッキが組まれているので面白くなりそう。
今回の注目の1枚です。環境の1枚となれるか。
ではでは!