ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

謎の骸骨の事件について考える

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今日はこちら。

 

カルロフ邸殺人事件にて登場する黒のトークン生成呪文。

黒2マナの事件で、

戦場に出たとき、黒の2/1のスケルトン・クリーチャー・トークン1体を生成し、それに容疑をかける誘発型能力、

自分が容疑をかけられたスケルトンをコントロールしていない解明条件、

解明完了でソーサリーとしてのみ起動できる(1)(黒)で自身を生け贄に捧げ、ライブラリーからカード1枚を探し、手札に加え、ライブラリーを切り直す起動型能力を持っています。

 

2マナ2/1威迫を生成できるのはそれなり。

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ただブロックできないので2マナ相応とは言えないし、何より今回に関してはそれがブロックできないというのは大きなデメリットとなっています。

 

解明条件は自分が容疑をかけられたスケルトンをコントロールしていないこと。

容疑を晴らすというのは一つの手です。

しかしそのためには専用のカードが必要です。

大抵の場合はそのスケルトンの死亡によって事件は解明されることになります。

いわば被疑者死亡の書類送検です。

容疑が晴れたら新しい容疑者が必要ですし、それを解明完了とは言えませんね。

 

解明完了はソーサリーとしてのみ起動できる万能サーチ。

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悪魔の教示者はヴィンテージですら制限されている超強力なパワーカードです。

例えば黙示録、シェオルドレッドをサーチできれば実質8枚体制となり、4ターン目には確実に戦場に──。

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あれ?この流れどこかでやりませんでした?

 

鏡に願いを同様サーチカードがスタンダードで活躍するのは結構厳しく、このカードも例に漏れず活躍できないと予想しています。

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そもそもこのカード分割とはいえ計4マナ払っているので実質的なコストとしては魔性の教示者相当。

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まあ魔性の教示者にも実はトーナメント活躍実績はあるのですが、それは陰謀団の貴重品室とかいう爆発的なマナ加速があったからで、現に基本セット常連となってからは見る影もありません。

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統率者ではサーチはやはりそれだけで価値があります。

問題は誰がスケルトンを死亡させてくれるのかという点にあり、対戦相手のライフが合わせて120点もある統率者戦においてブロックできない2/1はほとんど相手にもされないでしょう。

追加で生け贄ギミックなり、全体除去なり必要です。

しかしどの道終了フェイズに解明、起動はソーサリーと1ターン待たなければ使えないのはかなり致命的。

ことあらゆるサーチを採用したいような統率者においてはむしろ魔性の教示者の方が強力な可能性はあります。

 

ああリミテッドでは流石に強そう。

2マナ2/1威迫を処理したら5, 6マナクリーチャーをサーチされたら対戦相手としては溜まったものではありません。

 

個人的には今回もダメそう。

新しい事件の予感。果たして。ではでは!

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