今日はこちら。
カルロフ邸殺人事件にて登場する巨大クリーチャー。
赤緑4マナ8/4の伝説のモグラ・神で、
自身がブロックされた状態になるたび、自分のすべてのクリーチャーをアンタップし、追加の戦闘フェイズ1つを加える誘発型能力、
(3)(赤)(赤)(緑)(緑)で、このターンの各戦闘で、自身は可能ならブロックされなければならない起動型能力を持ちます。
8/4というスタッツはすごく弱そうなんですが、それが4マナなら単純に強力。
トランプルは無いもののブロックすれば追加戦闘を得てまた攻撃されてしまいます。
その為相手としてはブロックはしたくないのですが、起動型能力を起動すれば強制的にブロックすることに。
基本的には相討ちを取られるので1回しか追加戦闘を得られませんが、他のクリーチャー次第で充分ゲームを決められるでしょう。
あるいは攻撃を通すのも手ですが、パワー8なので3回も通せば○にます。
速攻もトランプルも無いのはやはり減点ですが、無謀な嵐探しを用いれば速攻を付けられます。
夜になっていればさらにトランプルまで。
でもその場合は大抵相手がマナをすべて立ててターンを終了していることになるので、打ち消しなり除去なり構えているはずなのでまあ通らないでしょう。
またタフネス4しか除去耐性がないというのも問題。
そもそも4マナのクリーチャーなら充分ではあるのですが、全力でブロックしなければならないならまあ不充分と言わざるを得ないでしょう。
そのためタミヨウの保管やガイアの贈り物を用いて破壊不能を付けるのも有効です。
特に後者はトランプルも付けられるので相性がいいです。
重いけど。
起動型能力を起動し、戦闘によってお互いのクリーチャーが死亡しない状況を作れば無限戦闘が可能。
最初は全員に破壊不能を付ける方向性で考えていたのですが、それよりも濃霧で戦闘ダメージを無くす方が軽くて楽そうです。
フィニッシュ手段は焦がし吐きのような攻撃誘発系。
ちなみにこれは主に多人数戦での話で、対戦相手が1人なら普通に攻撃していくだけで充分でしょう。
ところで戦闘ダメージの割り振りは与える側が自由に選べます。
そのため複数体にブロックされたとしてもその内1体にすべて割り振ることで再度ブロックさせることが可能。
破壊不能を付けた場合などでは覚えておきたいテクニックの1つです。
スタッツの非常にいい強力なクリーチャーですが、やはり除去耐性が無いのは気になるところ。
力線の束縛や喉首狙いなど優秀な除去が環境に蔓延していることを考えると実はこれでもダメなのでしょうか。
はたして。ではでは!