今日はパウパー。
赤単はパウパーで最も使用率の高いデッキです。
赤単には大きく分けて2種類の型が存在します。
一方はレガシーのバーンに近いバーン型。
そしてもう一方はカルドーサの再誕をキーカードとしたカルドーサ・レッドです。
カルドーサの再誕は僅か1マナで1/1のゴブリン・トークン3体を生成できる強力な呪文ですが、追加コストとしてアーティファクトの生け贄を要求します。
このアーティファクトをどのように用意するかがこのデッキの課題となります。
ヴォルダーレンの美食家はすべての能力が噛み合う優秀なクリーチャー。
生成される血トークンは手札に余った土地を入れ替えることもでき、リソースの少ないパウパーにおいてかなり強力な能力を持っています。
また大焼炉の存在もパウパーならでは。
1ターン目に土地を失うリスクは大きいですが、3体の1/1はその分のリターンがあります。
その他1マナで展開できるアーティファクトとして実験統合機、発火器具が採用されています。
この2種はいずれも生け贄にした際にアドバンテージをもたらしてくれる能力を持っており、パウパー、それも単色デッキとは思えないようなリソース回復に繋がります。
新戦力としてここに加わったのがゴブリンの墓荒らし。
2ターン目以降であればアーティファクトをコントロールしていない状況の方が珍しく、ほとんど常に2/2速攻として扱えます。
大焼炉から入れれば1ターン目から走る凶悪な動きも可能。
残りの枠には僧院の速槍、稲妻、稲妻の連鎖に無謀な衝動のような追加のリソース獲得手段が採用されます。
パウパーでも次の月曜日に禁止改定が出ることになりました。
メスが入りそうなのは恐らくこの赤単。
個人的禁止予想は大焼炉。
1ターン目にほぼノーリスクでアーティファクトを展開できるのはやはりやりすぎに感じます。
ただまあここを規制するのであれば、青黒恐怖からも何か抜いてほしいかな、とは思います。
正直パウパーかなりバランスいいと思うので、禁止いるのかな、という感じ。
解禁のみかも。ではでは!