今日はこちら。
フォーゴトン・レルム探訪で登場した2マナのインスタント。
追加コストとしてアーティファクトかクリーチャーを生け贄に捧げる事で、2枚引き、宝物・トークン1つを生成する事ができます。
村の儀式と比べると本体コストが1マナ重くなった代わりに、アーティファクトを生け贄にできるようになり、宝物・トークンを生成できるようになりました。
村の儀式自体かなり優秀な部類のカードだったという事もあり、単純に壊れてます。
本来ならもう1マナ重くてよかった性能だと思われます。
そもそも1ターン目に村の儀式が撃てるこ事は稀で、1ターン目展開→2ターン目生け贄のしやすい2マナというのはそれほどデメリットになりません。
クリーチャーを生け贄にする場合、死亡誘発等を発動させつつ、除去を避けたり絆魂を潰したりする事ができます。
生成した宝物は通常通りマナ加速に使える他、2枚目以降の生け贄に当てる事も可能。
この場合2マナ2ドローにかなり近い性能となるでしょう。
MTGアリーナで度々行われる特殊イベントでは、無から宝物や食物が生成される事も多く、そういったイベントではかなり強力です。
スタンダードでは引きつり目やよろめく怪異をよく生け贄にしています。
特によろめく怪異の場合宝物を3ターン目に2個用意する事ができるだけでなく、タフネス1を任意のタイミングで潰す事ができます。
黒絡みのコントロールで定番の流れであり、今後もスタン落ちまで見かける事になるのではないでしょうか。
ヒストリックではそのものズバリ生け贄系のデッキで採用されています。
食物・トークンを追加コストで生け贄にしてもパンくずの道標は発動しますし、宝物を生け贄にした際にも波乱の悪魔は発動します。
碑出告が全てを貪るの登場により大打撃を受けましたが、変わらずTier1の1つと言っていいでしょう。
最後にコモン故パウパーでも活躍しています。
彩色の星や胆液の水源等生け贄にした際にもカードを引けるアーティファクトと相性がよく、親和デッキを大きく後押ししました。
そもそも優秀なので軽い生け贄要員が用意できるデッキであれば今後も使われていく事になりそうです。
パックがなかなか剥かれていない事もありコモンとしては非常に高めの1枚。
300円を超える事も珍しくなく、Wisdom Guildによればパックで21番目に高いカードとなっています。
これから更に剝かれる事はないと思われるので今後更に高騰していくと思われます。
フォーゴトン・レルム探訪出身でありながら固有名詞が一切使われておらず、効果もかなり一般的なので再録されやすそうなのが救いでしょうか。
ではでは!