今日はこちら。
ゼンディカーで登場したアーティファクト。
1マナで設置、2マナで生け贄に捧げるとライブラリーから土地カード1枚を探し、手札に加える事ができます。
マナ総量が1重くなった代わりに色を選ばなくなった森の占術。
マナ加速はできないものの基本でない土地を持ってこれるのが強力。
上の森の占術がパイオニアでは睡蓮の原野コンボで使われている事からも効果が強力な事に疑う余地はありません。
スタンダードでの対象は溶鉄の尖峰、ヴァラクート。
山を置いていくだけで敵を倒せる非常に強力な土地です。
もっとも流石に1枚持ってこれる程度ではパワーが足りず、トップメタに君臨したのは基本セット2011で原始のタイタンが登場した後でした。
モダンではウルザトロンの主要パーツとして活躍中。
3種の特殊地形を揃える必要のあるウルザトロンではこの手の土地サーチは必須であり、無色マナから出せる為デッキの色の自由度が高くなるのが森の占術にはない利点。
加えてウルザの塔等から出せる無色マナからそのまま出せるのも強力です。
手札の土地2種から1→2マナと動ければ3ターンで3枚揃うのはかなり噛み合っていますね。
ウルザランド及びそれらをサーチするカードの多くがコモンである為、パウパーでも活躍。
そのあまりの安定性の高さから2020/7/13から禁止されていました。
しかし2022/3/7に禁止解除。
理由としては2022/1/20に予言のプリズム並びに眷者の装飾品が禁止された為であり、それによってウルザトロンが大きく弱体化してしまったから。
ただ土地を揃えてウラモグの破壊者等のフィニッシャーを叩きつけるのは変わっておらず結局また禁止されてしまうのではないでしょうか。
ではでは!