ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ゲトの裏切り者、カリタスについて考える

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今日はこちら。

 

ゲトの血の長、カリタスはゼンディカーの吸血鬼の始祖の1人です。

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エルドラージが復活すると彼とその一族はそれに服従する道を選び、全吸血鬼をエルドラージの支配下に置こうとしました。

しかしカラストリアの血の長、ドラーナがこれに交戦。

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最終的にカリタス達はマラキールを追われる事となります。

 

4マナ3/4絆魂の伝説の吸血鬼・戦士。

サイズはまずまずですが、昨今のクリーチャーの質から考えるとこれだけでは少し物足りないかと。

 

対戦相手がコントロールしているトークンでないクリーチャーが死亡するたび、それを追放し黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを生成する誘発型能力、

及び(2)(黒)を支払い、他の吸血鬼かゾンビを生け贄に捧げる事で自身の上に+1/+1カウンターを2個置く起動型能力を持っています。

 

対戦相手のクリーチャーが死亡するたび2/2ゾンビを生み出せるのは非常に強力。

これを出して除去を撃っていくだけで簡単に盤面を制圧できます。

またその際についでのように死亡したクリーチャーを追放して行く為、死亡誘発や墓地利用を許さないのも非常に強力です。

戦闘破壊や効果破壊だけでなく、生け贄等死亡理由を問わないのも魅力的です。

 

(2)(黒)払う事で他の吸血鬼やゾンビを+1/+1カウンター2個に替えられるのも優秀。

本体が絆魂を持つのでダメージレースをかなり有利に進める事ができます。

ゾンビ・トークンを自分で用意できる為発動しやすく、1回発動できれば5/6と単体で10点分のダメージレースを仕掛ける事ができます。

チャンプブロックされてもトークンが生成される為、詰め性能は非常に高いです。

 

登場時のスタンダードでは黒絡みのミッドレンジで採用されました。

墓地対策になる点が優秀でアリストクラッツに強く、衰滅で流されてもゾンビが生成できるので併用されたりしていました。

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現在パイオニアでは吸血鬼のキーカードとして活躍中。

モダンでもサイドボードに取られる事があります。

環境を定義する除去の1枚である稲妻単体で落ちないのが優秀ですね。

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昨日当たってボコボコにされた1枚。

黒だけは赤単だとメタカード見つかって無いんですよね…。

対策考えねば。ではでは!

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