ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

放浪皇について考える

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今日はこちら。

 

灯争大戦で登場した正体不明のPWだった放浪者が再登場。

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その正体は1200年後の神河の皇でした。

通常PWは次元渡りをする度に疲労してしまいますが、彼女は連続して次元渡りをする事ができます。

代わりに集中していないと出鱈目に次元渡りをしてしまいます。

壁の中やマグマの中、宇宙空間に飛んでもまあPWなので死なないような気がしますが、食事前に飛ぶとせっかくのご馳走にありつけず、トイレ中に町中に飛ぶとかなり恥ずかしい事になりそう。

 

敏腕で恐るべき戦士である彼女は、自分に向けられた物理エネルギーをマナに変換し、自身の持つブロードソードに蓄え、強力な一撃で敵を屠る事ができます。

敵が強大であれば強大である程強力な一撃を繰り出す事ができ、いくつかのカードではパワー4以上のクリーチャーのみを追放する効果を持っています。

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園都市第一位かよ。

 

放浪皇は瞬速を持つ初のPWであり、これは瞬間的に次元渡りできる彼女の特性に由来します。

またそれに伴い、戦場に出たターンに限り忠誠度能力をインスタント・タイミングで使用する事ができます。

正直初の瞬速PWはテフェリーだと思ってました。

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相手の攻撃宣言後に出す事で着地したターンに攻撃される心配がなく、返しでは土地やクリーチャーが起きた状態になるのは動きとしてかなり強力そうです。

 

[+1]は自身のクリーチャー最大1体に+1/+1カウンター1個とターン終了時までの先制攻撃を与える能力。

今回はクリーチャーにカウンターが乗っていると改善された扱いになる為、いつも以上に強力。

コンバットトリックとしても優秀で、チャンプや相打ちだったはずの戦闘がいきなり一方になったりします。

着地後は有利に攻撃に行くことも可能。

一方で返しには先制攻撃が消えてしまう為、自衛にはあまり向きません。

 

[-1]は2/2警戒の侍・クリーチャー・トークンの生成。

これまたかなり強力。

相手の戦闘で出して1/2を討ち取ったり、3/2と相討ちに持ち込む事ができます。

攻撃宣言後に出せる為2/2を2体出すまでのタイムラグが少なく、忠誠度も1残るのでかなり強そうです。

ゼンディカーの同盟者、ギデオン…?

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能力の割に忠誠度消費が少なすぎる気がします。

 

[-2]能力はタップクリーチャーを追放し、2点ゲインする能力。

決まれば即座にアドバンテージを得られます。

攻撃宣言後ダメージ解決前に発動できるのもかなり強力。

ただ初期忠誠度の関係で使うと忠誠度が1しか残らず、次使うにしても彼女を残そうとすると3ターン後。

[-1]も強力なので、ほぼ1回限りになりそうです。

 

[+1]がクリーチャー強化しかできないものの、[-1]でそのクリーチャーを用意でき、[-2]で回復しながら除去が飛ばせるのですかなり強力そう。

環境柄蜘蛛の女王、ロルスを始めとしたトークン戦術が主流なのが痛いですが、いずれ活躍できそうな気がします。

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同じ放浪するもの同士空を放浪するもの、ヨーリオンとの相性はよく、特に自身のエンドフェイズ毎にヨーリオンが帰ってくる場合、相手のエンドフェイズに帰還した際に1回、自分のターンに1回能力が使えます。

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この場合毎ターン2/2警戒が2体ずつ増えるか、追放+2点++1/+1カウンターとなります。

基本的にはゲーム終了ですね。

 

スタンダードで輝けるか。

活躍に期待したい1枚です。ではでは!

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