今日はこちら。
ネメシスで登場した不確定カウンター。
1マナ重くなった代わりに自分がコントロールしている島1つをオーナーの手札に戻す事で唱えられるようになった魔力の乱れ。
要求が1マナとは言えその効果は絶大。
環境に存在するだけで相手が島を出しているならば常に警戒しなければならない厄介なカードです。
逆に島を出しているだけで常に1マナ浮かしてくれるなら実質手札0枚消費のランデスであり、相手としてはそれでも構わないんじゃないでしょうか。
島を1枚手札に戻すというのはテンポ的にはかなりマイナス。
撃てば撃つだけフィニッシャーが出るのが遅れ、手札の土地がなくなるまでずっと使えるマナが1マナ減るという事になります。
また不確定カウンターの常としてマナが余る終盤には効果は激減。
早めに撃たないと腐ってしまうのに、早めに撃つと影響が長引くというジレンマを持った面白い1枚です。
ただそれは先にクロックが出せなかった場合の話。
敏捷なこそ泥、ラガバンはわずか1マナながらライフ、ハンド、マナの全てを補充していく事ができ、それを守っているだけでゲームに勝利する事ができます。
前はこの枠が秘密を掘り下げる者だった訳ですが、ただダメージを与えるだけとは格が違い過ぎますね。
別に変身する必要もないし。
エターナルではVolcanic Islandの様な島としても扱う2色土地がある為、コスト調達は容易。
先の敏捷なこそ泥、ラガバンの耐久性を補助し、理不尽なまでの勝率を誇っています。
終盤は同じくピッチスペルであり、こちらは確定カウンターの意志の力のコストに当てられるということもあり、堂々の4枚採用されている事が多々。
軽いカードが多くマナが少ない為、1マナ要求が終盤まで強い牽制にもなりそうです。
一応初出はコモンの為、パウパーで使われていた事もあります。
ただこちらは土地が弱く、意志の力の様な終盤の使い道も無い為、そこまで採用されず。
にも関わらず序盤に隙を見せずに延々と構えられる事から現在では禁止となっています。
まあ環境に存在するだけで厄介だしね。仕方ないね。
現在のレガシーはこの目くらましによって不適切な程の耐性を得た敏捷なこそ泥、ラガバンによって支配されています。
敏捷なこそ泥、ラガバンも実際壊れてはいるのですが、これを禁止してもまたいずれ1マナのフィニッシャー級が出てきた際に、目くらましにより守られてしまうのは明白。
その為ここで目くらましを禁止すべきなのではという声が多く上がっています。
ところでレガシーってはらわた撃ち使えませんでしたっけ?
(まぁ絶対入れたくは無いし一強っぽくはあるんですが…)
ではでは!