今日はこちら。
モダンホライゾン2にて登場した全体除去。
白3マナ消失のエンチャントで、
戦場に出たとき、すべてのクリーチャーをアンタップし、その後、これが戦場を離れるまで、フェイズ・アウトさせ、
この上に、これによりフェイズ・アウトしたクリーチャーの数に等しい数の時間カウンターを置く誘発型能力を持ちます。
特に統率者で強力な1枚で、
通常統率者が戦場を離れた場合は、代わりに統率領域に戻して、統率者税を払うことで再び唱えられるのですが、
フェイズ・アウトは戦場を離れた扱いにならないので、統率領域に戻すことができず、以降これが消失などで戦場を離れるまで、統率者がいない状態でゲームをしなければなりません。
またその消失ですが、これによりフェイズ・アウトさせられたクリーチャーの数時間カウンターが乗るため、平気で10個とか乗ります。
統率者における1ターンは非常に長く、それが10ターンともなれば消失により戦場を離れるのは考えない方がいいと思います。
法務官の声、アトラクサや10代目ドクターを用いることで消失カウンターを増やすことが可能。
ただ実際には上記の通りそもそもが大分長いのでそこまでしなくていいと思います。
オパール色の輝きと併用すると不思議な挙動をします。
まず戦場に出た時空からの退去がクリーチャー化したことで、自身の誘発によりフェイズ・アウトするのですが、これは戦場を離れたことにならないのでこれによりフェイズ・アウトしたパーマネントがフェイズ・インすることはありません。
その後時間カウンターを置くのですが、時空からの退去はフェイズ・アウトしているので置けません。
そして、次のアップキープフェイズ・アウトしている時空からの退去はその消失が誘発しないため、生け贄に捧げられることはなく、
以降フェイズ・アウトしている時空からの退去が何らかの効果で破壊されるまでそれらはフェイズ・アウトしたままとなります。
統率者でこんなんやられたら帰宅でいいんじゃないでしょうか。
フェイズ・インしたクリーチャーは、それがいつかに関わらず、それが戦場に出たターンにフェイズ・インしたのでない限り、いわゆる召喚酔いの影響を受けません。
その為、自分のターンに破壊、そのまま戦闘は可能です。
間違いやすいので注意。
英語名は熟語で時間切れ、季節外れという意味。
君の時間切れ長くない…?
統率者トップクラスにやばい全体除去です。
撃つなら覚悟を持って撃ってください。
ではでは!