今日はこちら。
ストリクスヘイヴン: 魔法学院で登場した飛行クリーチャー/ アーティファクト対策カード。
インスタントタイミングで飛行クリーチャーかアーティファクトを破壊する事ができます。
飛行対策モードは5点ダメージ。
同パックには大量の学部長ドラゴンがいますが、これで落とせないのは+1/+1カウンターを置いたシャドリクス・シルバークイル1枚のみ。
構築であってもタフネス6以上のフライヤーはそれほど多くありません。
その為飛行クリーチャーに対してはかなり信頼性が高い除去になります。
アーティファクト破壊も強力な効果。
同パックには数は多くありませんが、歯車の文書管理人の様な単純に大きいクリーチャーや詩人の羽ペンの様な放置したらゲームにならない装備品等、結構厄介なものもある為、稀に大活躍する事があります。
構築で活躍しているアーティファクトも多い為、メインとは行かないまでもサイドボード位なら十分入る可能性があります。
垂直落下と帰化を足して2で割った様なカードですが、環境次第では非常に強力。
構築でもよく見かけるカードになるかもしれません。
さてそれでは環境を見ていきましょう。
現環境を定義する飛行クリーチャーと言えば、黄金架のドラゴン!
攻撃するか呪文の対象に取られる度に2マナ出る宝物を1つ生成できるこのドラゴンは非常に強力で、放置すれば使えるマナの量の差がどんどん広がっていきます。
せめて攻撃前には破壊したい所。
インスタントであるという事もあり、まぁまぁ対策として有効に働きそうです。
他の飛行クリーチャーとしてはガラゼス・プリズマリや砂漠滅ぼし、イムリスが存在します。
飛行対策として他に垂直落下が環境に存在します。
データ上はそちらの方がサイドボードとして優先されており、実際環境にはたまにいる星山脈の業火はこれでは落とせないのですが…。
それよりもエシカの戦車で負ける試合のほうが多いと思います。
2/2 2体残るとはいえ、破壊できなければそれ以上のトークンを生み出すこのカードは、環境で最も強力なカードであり、今後も環境トップに君臨していくと思われます。
今後定番のサイドボードとして緑絡みのデッキで採用されていくと思います。
こういう一見弱そうで、リミテでもあまり見なかったカードが構築で活躍するのはとても興味深いですね。
ではでは!