ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

年老いた骨齧りについて考える

年老いた骨齧り

今日はこちら。

 

年老いた骨齧りはウォーターディープとネバーウィンターで悪事を働くグリーン・ドラゴンです。

グリーン・ドラゴン

身体の色からゲーム上は緑に分類されていますが、その生態はむしろ青。

数多の工作員を配下に持ち、政治的に影響を与えることを企てている頭脳派です。

エルフや人間の女性に変身する能力を持ち、力強い人間の女性として生きる為上京しましたが、その強大な力はそんな器に収まるものではありませんでした。

 

7/7/7飛行の伝説のドラゴン。

赤が占有していた為、および緑がそもそも飛行がほぼ数えるしかいなかった為、緑単色のドラゴンと言うのはかなり珍しく、D&D前には5体しかいませんでした。

今回一気に4枚増え大体倍になった計算になります。

 

自分のクリーチャーが戦闘ダメージを与える度にその点数に等しい数の宝物を生成します。

宝物自体が比較的新しいメカニズムという事もあり過去類を見ない能力であり、一時的とはいえ色拘束や重さを無視して呪文を唱えることができるようになります。

 

自分のクリーチャーでさえあれば誰が与えてもいい為、戦場に出たターンから強力なマナ生成ができます。

全体で1度に7点以上のダメージを与えるのも十分可能で、実質フリースペルやマナ加速も夢ではありません。

 

宝物自体かなりシナジーの多いメカニズムで、例えば狩りの戦利品は支払った宝物1つにつき+1/+0の修正を受けます。

狩りの戦利品

ラスト・モンスターのようにアーティファクトシナジーともシナジーが組める為、今後も採用されるメカニズムになると思います。

ラスト・モンスター

 

問題は本体の重さ。

7マナも出るならもはやマナは十分である場合が多く、その上で戦闘ダメージが通るならコイツじゃなくても勝てる気がします。

また除去耐性もタフネス7位しかなく、戦闘前に除去されてしまうとその能力すら誘発させられません。

 

リミテッドであれば手札が尽きている状態も多い為、ほとんどバニラになりそうです。

大型フライヤーなので十分脅威ではありますが、今回は競合相手が多くそこまで特出した性能にならない気がします。

 

構築では厚顔の無法者、マグダと面白い動きをします。

宝物を5つ消費して戦場に出し、攻撃すれば宝物が7個生成できる為更なる後続につながります。

最初の宝物5つがきついですが、そこさえ乗り越えればかなり強力な動きになりそうです。

 

派手さはあるものの強くはなさそう。果たして。ではでは!

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