ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

蜘蛛の女王、ロルスについて考える

蜘蛛の女王、ロルス

今日はこちら。

 

奈落の奥のデーモンウェブ・ピット(蜘蛛の巣地獄)を治める女王ロルスは、何千年もの昔、エルフたちの間にはじめて悪を広め、ドラウを他のエルフたちから引き離した。

今やロルスはもっぱらドラウを操って広大な地下洞窟網を征服しようとしている。

この女神は信徒たちの力を試すため、好んで信徒どうしを戦わせ、強いものに弱いものを間引かせる。

ロルスは丈高く美しい女ドラウか、女ドラウの頭を持つ巨大な黒蜘蛛の姿で立ち現れる。


ロルスは他のいかなる神格にもまして、クレリックを永遠の試練にあわせることを好む。

ロルスのクレリックは必ず女性でなければならず、彼女らは女神によって互いに争わせられる。

ロルスのクレリックたちは一人の例外もなく、位階を登るには目上の者を後ろから刺すしかないと心得ている。

そしてもちろん、目下の者が同じことを自分にしかけてこないはずはないとも。

引用: 会話型ロールプレイングゲーム ダンジョンズ&ドラゴンズ 日本語版 『信仰大全』 神格紹介 ロルス

 

5マナのプレインズウォーカー。

蜘蛛の女王らしく蜘蛛に関連する能力を持っています。

 

 

誘発型能力で自分のクリーチャーが死亡する度に、忠誠カウンターを増やすことができます。

このプレインズウォーカーが唯一自力で忠誠度を増やせる能力であり、奥義を目指す場合にはこれに頼る必要があります。

 

自衛の為にはクリーチャーが必要であり、チャンプブロックすると忠誠度が増えていくのはかなり厄介。

サクリファイス等でも誘発する為、デッキ次第では並のプレインズウォーカーを凌駕する伸びを発揮します。

出した後4体生け贄に捧げられれば直後に奥義まで繋がるかなり強力な能力です。

 

[0]能力は1ドロー1ルーズ。

忠誠度は増えませんが、クリーチャーを引ければ実質忠誠度が増えます。

逆にクリーチャーが引けなければただアドバンテージを獲得するだけの能力であり、別のカードでフィニッシャーを確保する必要があります。

その為、クリーチャーがあまり入っていないコントロールデッキではただのドローソースにしかならない為、ミッドレンジデッキ向きの能力です。

 

[-3]能力は2/1威迫到達の蜘蛛・クリーチャー・トークン2体の生成。

これがかなり凶悪で、2体がチャンプブロックすると忠誠度が2個戻ってくる為差し引き-1で撃つ事ができます。

パワーが2ある為相討ちも十分狙える範囲であり、到達も持っている為飛行も止まります。

威迫でプレッシャーをかけられるのはあまり関係なさそう。

 

[-8]能力は「自分のクリーチャーが戦闘ダメージを与えた時、そのターン中対戦相手が失ったライフが8点以下なら8点になるまでダメージを与える」紋章。

獲得から3ターン殴れば相手は死にますが、撃っても勝ち確とはならない奥義としては微妙な能力です。

トークンが出せるとはいえ別個にアタッカーを用意する必要があり、攻撃を通す必要もある為あまり強くないような気がします。

アタッカー用意しすぎると今度は8点越えて意味がなくなってしまいますし…。

 

先制攻撃を併用するとより凶悪。

先に与えたダメージが8点まで底上げされた後、さらに追加ダメージを与えられます。

 

今回のプレインズウォーカーでは一番強そうですが、じゃあ使われるかと言うとそこまででもなさそう。

誘発型能力は強力で場持ちもいいけど能力が微妙な気が…。ではでは!

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