今日はこちら。
2マナの神話・デーモン。
なかまになりたそうにこちらをみているが、無職なのでパーティに入れない。
20から全プレイヤーの中で最もライフが多いプレイヤーのライフの総数を引いたP/Tを持つ。
これはすべての領域で有効であり、誰かが20点以上のライフを持つなら負の値のP/Tを持つ。
またキッカーすることで唱えた際に各プレイヤーのライフを半分(切り上げ)失わせることができる。
唱えた際に誘発する為、誰かのライフが21~39点でも無事着地できるようになる。
また打ち消すのが難しく、わざわざキッカーされたのに何も起こらなかったという事態になりにくいのもうれしい。
同じくライフを参照する死の影と比べ最大サイズが7大きいが、その分相手ライフも削らなければならない。
ただお互いに1ダメージでも受けていれば展開できるので、比較的早い展開ができるようになった。
お互いに敗北しない状態であれば20/20を超えることも可能、なはず。
自傷だけでなくお互いのライフを減らすカードと好相性。
逆に全員のライフが20以上であれば負の値を持つのだが、これを利用してビオランテで一緒に釣るとパワーの合計を10以上になるように選ぶことができる。
例えばどちらかのライフが40以上ならこれを除いてパワー合計30点で釣ることができる。
(なおこれ以外に同様なコンボは存在しない。)
通常の構築戦はライフ20から始まるものの、統率者戦等の多人数戦では初期ライフが20を超えることも多々あり、そういった場合なかなか出すことができない。
勿論その場合キッカーの効果は非常に大きなものとなる。
逆にブースター・ブリッツでは1ターン目から15/15(キッカーすれば18/18)として展開できる。
双頭巨人戦ではプレイヤーがライフを共有している為、半分(切り上げ)を二発くらってしまい引き分けになる。
スタンダードではショックランドがローテ落ちしてしまうのは逆風。
また黒単アグロも優秀なカードがいくつか落ちてしまう。
特にどぶ骨と漆黒軍の騎士が落ちてしまうのはかなり痛い。
とはいえ魔王の器や鋸刃蠍等一応形にはなる。
夢の巣のルールスとも非常に相性が良い。
マナコストは変わらないためキッカーもできる。
P/T以外の除去耐性を持たない為、サイズを問わない白や黒の除去に対して弱い。
取り除きやガラスの棺の他、新弾では血の長の渇きにより1マナで対処されてしまう。
また飛行やトランプルなどの回避能力を持たないため、チャンプブロックで時間を稼がれてしまう。
ただ2マナのクリーチャーに対してそれを言うのはさすがに高望みが過ぎるとも言える。
むしろ相手の回復が除去につながってしまう方が弱点か。
特にウーロ。
逆に誰が勝てるのかは置いといて。
フェッチランドやショックランドが蔓延する下環境でも十分活躍が狙えるだろう。
死の影で一度でも殴れれば十分活躍できるサイズになるだろう。
EDHはビオランテコンボ以外は多分無理。
キッカーで削れるとは思うけどライフ100点みたいなプレイヤーいるだろうし。
彼がどこまでやれるのか。注目の一枚。ではでは!