今日はこちら。
団結のドミナリアで登場した4マナ3/4飛行、絆魂の天使。
(黒)/(赤)のキッカーを持ち、キッカーされている1回毎に好きな対象に2点ダメージを飛ばします。
団結のドミナリアの対抗色のキッカーを持つサイクルの1枚であり、その中でも2回キッカーできた時の決定力は抜群。
版図補助として存在するコモン2色土地の存在からキッカーがしやすい事と、キッカーしなくても十分な本体性能によりリミテッドで屈指のボムとなっています。
となれば気になるのは構築性能。
対応するサヴァイのトライオームが環境に存在せず最初は敬遠されてきましたが、ここに来て再び注目を集めてきました。
現在環境を代表するカードと言えば鏡割りの寓話。
通せばゲームが終了してしまうこのカードに対する最も効果的な除去は食肉鈎虐殺事件でした。
しかしアグロを圧迫しすぎていたという理由により禁止され、アグロ対策兼ミッドレンジ同型対策となるカードの探索が行われました。
怒りの大天使はその中で見つかってきたカードであり、任意に飛ばせる2点火力2回は鏡割りの寓話を始め環境の数々のカードに有効となります。
絆魂を持つのも強力で、これにより黙示録、シェオルドレッドとほぼ互角のライフレースを仕掛けられます。
そのままでは負けてしまいますが、飛行によって一方的に攻撃を通しつつ地上を婚礼の発表のトークンで止めたり、希望の源、ジアーダで強化する事でダメージレースでの勝利が望めます。
白青黒、青黒赤、黒赤緑に続き赤白黒のミッドレンジが環境に少しずつ姿を表してきています。
このまま環境を支配するのか、あるいは既存の王者が新参者に待ったをかけるのか、今後もスタンダードに要注目です。
ではでは!