ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

背信のオーガについて考える

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今日はこちら。

 

コンスピラシーで登場した赤の4マナ2/3廃位のオーガ・シャーマン。

ライフを3点支払う事でマナ・プールに赤1マナを加える事ができます。

 

廃位とはコンスピラシーで登場したキーワード能力。

クリーチャーが持つ誘発型能力で、それを持つクリーチャーが最多あるいは最多と同点のライフを持つプレイヤーを攻撃した際に、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置きます。

主に権力や支配者に反旗を翻す様子を表しており、色としては工作員の属する青と革命家の属する赤が持っています。

 

コンスピラシーはコンスピラシー・ドラフトという多人数で行うドラフト用に作られたパックです。

イメージとしては統率者戦から統率者が消えてデッキが40枚になって、初期ライフが20になった感じです。

廃位は多人数戦における盤面の膠着を防ぐ目的で作られた能力であると推測できる能力ですが、実際には誘発しなければそれはそれで盤面が変わらないのでそれほど有効に働きませんでした。

 

リミテッドでは廃位を活かした中堅アタッカーとして活躍。

能動的にこちらのライフを減らす事ができるので、廃位を発動しやすいです。

ただそんな事をしたら大体殴り返されるのでは?という気が…。

 

エターナルでは起動型能力を目当てに使われる可能性がありますが、初期ライフで生み出せるマナは僅か6マナ。

本体コストが重く、赤には他にも煮えたぎる歌等があるので、あまり強い選択肢とはいえなさそうです。
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本領発揮は統率者。

初期ライフが40となった事で13マナまで生み出せるようになり、また統率者といういつでも使えるマナの注ぎ先も手に入れました。

波止場の恐喝者と比べると先手第1ターンから強く、終盤ライフが減ってくると弱い赤らしいカードです。

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逆に言えばとりあえずで赤が殴られる理由の1枚。

流石に黒がいたらそっち殴ってほしいけど…。

 

単純に統率者で運用する事を想定されていない気がします。

カードデザインって難しい。ではでは!

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