ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

変容のルールについて考える

リリースノートを読んで考えたことまとめです。

少し順番を前後して書いてます。

①~③は絶対に抑えておいた方がいいです。

 

⓪イコリア:巨獣の棲処の統率者デッキに含まれるカードの多くはスタンダードでは使用できない。

C20の1~71のカードはエターナルと統率者でしか使えません。

他のカードもスタンダードの他のパックから出るもの以外は

スタンダードでは使えません。

つまり、統率者2020という商品です。

スタンダードがやりたい人は間違って買わないようにしましょう。

変容とは関係ありませんが重要なので。

 

①変容は解決時に対象が不適正なら通常のクリーチャーとして戦場に出る

変容の一番の謎かつ魅力の一つ。

対象を取って唱える呪文ですが、立ち消えになりません。

また、自発的に活用することもできます。

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例えばまず大釜の使い魔を対象に墓地からSゴジラを唱え、

スタック上で大釜の使い魔をサクってしまえばSゴジラが着地します。

 

余談。

戦場を離れる他に対象が不適正になる例としては、

プロテクションを付与すると、呪禁を付与するがありますが、

プロテクション付与は現環境だと自身のクリーチャーにしかできませんし、

呪禁で弾けるのは相手のクリーチャーを対象に取った場合だけです。

元々持っている場合、そもそも変容の対象として唱えられません。

 

②合同パーマネントは場を離れるまで1つのパーマネントであり続ける

1体を生贄なら全部墓地行くのはわかりますが、

バウンスで全部手札に帰るのはこれまた意外。

その分追放で全部消えます。

デッキの一番上に戻す場合、オーナーはそれらを好きな順番で戻せます。

 

③合同パーマネントを戦場に戻すならそれらはバラバラに戻る

なぜかは分かりませんがそれらはすべてバラバラに戻ってきます。

払拭の光や交流代理人の他、超音速女王、モスラ

あとは下僕の復活系がそうです。

追記:青銅皮ライオンを変容させた場合、

死亡時に変容クリーチャーはすべて戦場に戻るのですが、

起動型能力を持つエンチャント(クリーチャー)になるそうです。残念…。

 

④変容能力はクリーチャー呪文扱い

本質の散乱で消せて、ビビアンで唱えられます。

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⑤変容は変容先と変容カードのオーナーが一致する場合唱えられる

相手からコントロールを奪ったクリーチャーを

自分がオーナーである変容カードで変容させることはできません。

反対に相手にコントロールを奪われた

自分がオーナーのクリーチャーなら変容させることができます。

逆に相手からコントロールを奪った変容カードで

相手がオーナーのクリーチャーを変容させることもできます。

これは2枚とも義賊とかでコントロールを奪った場合と、

ある特殊な場合に考慮に値します。

 

⑥変容カードのコントローラーはそのカードを一番上か一番下に置く

さっき言った特殊な場合に関係します。

スタッツの低いカードに変容させることで弱体化をさせることができます。

また変容先がすでに変容している場合でも

すでに下にあるカードを一番上にすることはできません。

 

⑦合同パーマネントの特性は一番上のカードを参照する

一番上にあるカードに色々な能力が付いたと考えてください。

下が土地であろうとアーティファクトであろうとトークンであろうと

伝説であろうと関係ありません。

一番上のカード名を持ち、カードタイプを持ち、

クリーチャータイプを持ち、その他さまざまの情報を持ちます。

時にはマナが生み出せなくなったり(それは森ではない)、

カードタイプをすべて失ったりします(それはクリーチャーではない)。

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⑧変容はそのクリーチャーの性質のみを変化させる

前のターンから出ていればそのまま殴れますし、

アンタップしないしオーラやカウンターもそのままで、

攻撃していてブロックされていない状態とかも変わりません。

 

⑨それはコピー可能である

変容クリーチャーをコピーした場合それが持つ下の様々な能力も持ったままコピーされます。

これも少し意外。

伝説をコピーして消滅しないでください。

 

⑩変容誘発能力について

同時に誘発するので変容したクリーチャーのコントローラーが

スタックに任意順で積めます。

(ちなみに逆順処理であることをお忘れなく)

また変容した回数を参照するならその回も含めます。

 

⑪合同パーマネントの特性定義能力は上書き。

パワータフネス修正は上書きです。スタンだと亜神たちの奴ですね。

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パワーだったらまだしもティマレットとかだと即死しかねません。

注意しましょう。

 

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余談。悪魔の職工が修正なのはこのためだと思われる。

特性定義能力じゃないので、変容で更にスタッツを増すことが可能。

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君は何なんだ君は。


スタンダードだと問題になるのはこのくらいだと思います。 

複雑ですが、リミテの前に覚えておきましょう。ではでは!

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