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最古にして最も経験のある入江歩きの一人であるオルヴァールは、他の同類と同様に自らの姿を変化させることができ、海棲生物や漁師や灯台守等の水に生きる人型生物を好みます。
彼は物理的な肉体を複数に拡大する方法等の、自らの力のより創造的な使用法を学んできました。
参照先がある限り彼は観察した生物の複製を作り出せます。
彼は何世紀もかけて知識と新たな姿の両方を集めてきましたが、その意図も目的も不明です。
一体の多相について言及する古の物語の記述の大半は、オルヴァールについてのものです。
カルドハイムで登場した伝説の多相・クリーチャー。
種族サポートについて言及するのは徒労というものでしょう。
複製の熟練者たる彼は2つのコピーに関連する能力を持ちます。
1つ目はあなたがインスタントやソーサリーで自分のこれでないパーマネント1つ以上を対象にした時、その内1つのコピーであるトークンを生成できます。
この能力は後にスタックに乗る関係上先に解決されます。
能力解決時に対象を選べるという事もあり、対象が1つでも残っていれば、それが対象不適正になっていたとしても(なぜ?)そのコピーを生成できます。
また対象に取った呪文そのものが打ち消されていた場合でもそれが対象に取っていたパーマネントをコピーできます。
2つ目は対戦相手がコントロールしている呪文や能力によってこのカードを捨てた時、パーマネント1つのコピーであるトークンを生成できます。
こちらは相手のパーマネントも可能。
土地も行ける為、よほどのことがない限り少なくとも土地を伸ばす事ができます。
スタンダードでは変容デッキで採用されていた事があります。
変容は世にも珍しい対象を取るクリーチャー呪文であり、これを利用して能力を誘発させることが可能。
多相の為変容の種にはなれませんが、完全生命体、デストロイアの羽根トークンで蘇生する事もできたそうです。
普通に知らないデッキだ…。
時は流れ現在アルケミーで活躍中。
環境最強カード街追いの鑑定人によって捨てられた場合が特に強力で、この場合相手の場にいる街追いの鑑定人をコピーすることで完璧な回答となります。
2つ目の能力が目当てなので青マナすら必要ありません。
新カード地底街の略取も同じく強力なハンデスカードである為、現在のメタ環境であれば能力誘発はさほど難しくないでしょう。
このままいけば赤黒デッキにメインから2枚くらい突っ込まれるような事になるかも。
これぞカードゲームって感じがしてワクワクしますね。ではでは!