ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

相棒のルールについて考える

こちらも確認してみましょう。

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引用は全て公式のリリースノートからです。

イコリアの動植物界はすべてがあなたを倒そうと狙っているわけではない。実際、あなたのデッキが興味を引いたなら、最良の友になるものたちもいる。

フレーバーです。

相棒になってもらうには、気に入ってもらう必要があるわけですね。

あなたの相棒は、ゲームの開始時にはゲーム外にある。イベントでプレイする際には、これはサイドボードにあるという意味である。カジュアルなプレイでは、それは単にあなたが所有していて開始時のデッキに入っていないカードという意味である。

まず、あなたの相棒はゲームの外部にある状態で、ゲームを開始します。

ここでいうゲームは対戦1回を示しており、

例えばマッチ戦なら2ゲーム先取となります。

サイド後のゲームにも相棒を使いたい場合、

サイドボーディングした後のメインデッキが構築条件を満たしている必要があります。

あなたの開始時のデッキが相棒能力の条件を満たしているなら、デッキを切り直してライブラリーにする前に、あなたはゲームの外部からカードを1枚公開してあなたの相棒にすることができる。2枚以上公開することはできない。ゲームが始まっても、それはゲームの外部にあり公開されたままである。

タイミングに注意してください。

更に言うとマリガンの前ですね。

対戦相手はあなたのデッキが何であるか大体の推測をしたうえでマリガンすることができます。

逆に言えば、対戦相手が相棒を使っていないということもマリガンの時点では分かるわけですね。

まあFNMなどのカジュアルイベントでは、

マリガン後に相棒を公開したとしても特に罰則はないと思いますが、

そこはトラブルを避けるためにもシャッフル前に公開しましょう。

また、ゲーム毎に相棒を公開するかしないかを選べるので、

サイド後も忘れないようにしましょう。

 

構築条件を満たしているかジャッジが確認する場合、

シャッフルの前でないともう一度シャッフルする必要があるので、

かなり妥当なタイミングですね。

 

また相棒として選べるのは毎ゲーム1枚だけです。

一応相棒条件さえ満たせばゲームごとに相棒を変えることも可能です。

より構築が厳しくなるので避けたほうが無難ですが…。

 

相棒は公開された後も公開されたままゲームの外部に残ります。

一応ゲームの外部にいる扱いなので、アーク弓のレインジャー、ビビアンで手札に加えられます。

ただ通常は公開した相棒はそのまま唱えられるはずなので、

かなりまれだと思います。(手札以外から唱えられなくなったとか)

相棒能力の条件はあなたの開始時のデッキにのみ適用される。サイドボードには適用されない。

繰り返しになりますが、ここでいう開始時というのは各ゲーム開始時です。

メインデッキのみチェックが行われ、サイドボードは確認しません。

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まあ自身が構築条件満たしていない奴もいますしね。

 

またこのために、サイドボーディングで構築制限が満たされなくなり、

2戦目は相棒を公開できなくなる可能性もあります。

例えば巨智、ケルーガを相棒としてメインデッキから3マナ以下のカードを

全て抜いていたとします。

しかし、相手が赤単だった場合、

相棒で得られるアドバンテージよりも序盤の除去の方が価値が高いと判断し、

相棒を使用しないという事は十分に考えられます。

2人以上のプレイヤーが相棒を公開する場合は、まず開始プレイヤーが公開し、その後他のプレイヤーがターン順に公開する。あるプレイヤーが相棒を公開しないことを選んだ後では、そのプレイヤーは選択を取り消すことはできない。

ここ少しおかしいです。

現状の公式ルールでは1戦目の手番順はシャッフル後に決めると書いてあるので、

相棒の公開タイミングではまだ開始プレイヤーが決まっていないことになります。

大抵の場合相手の相棒公開により、自分の相棒を公開しないことはあり得ないのですが、

相手の相棒公開により、メイン戦後攻では勝てないと判断し、

自分の相棒を公開せず相手の1ターン目の動きを一応見て投了。

自分は相手のデッキがなんであるか大体の見当がついている一方、

相手は全く想像がつかずサイドボードがうまくできないと、

2戦目を有利に進めることが一応可能。ジャッジー

ゲームの外部で相棒を公開したなら、それがそこにあり続けているかぎり、それを適正に唱えることができるときならいつでもそれを唱えてもよい。そうしたなら、それはゲーム内に入り、そのゲームであなたが使っている他のカードと同じように振る舞う。たとえば、それが打ち消されたり破壊されたりしたなら、それはあなたの墓地に置かれ、ゲーム内にとどまる。

例えば山札の一番上で相棒を公開してもそこから唱えられません。

唱えた後であれば、それは最初からデッキに入っていたのと同じように振舞います。

成就(願いのフェイの出来事)が一番わかりやすいでしょうか。

なお仮に追放除去で相棒がゲームの外部に戻ったとしても唱えられません。

 

また山札に戻る可能性があるのでスリーブを揃える必要があります。

注意しましょう。

相棒が持つ他の能力は、そのクリーチャーが戦場にあるときにのみ適用される。相棒がゲームの外部にある間は効果がない。

この辺は統率者と同じですね。

特に明記されていない限り、常在型能力は戦場にある間しか効果がありません。

相棒能力は、そのカードがあなたの開始時のデッキに入っていた場合には効果がなく、開始時のデッキに入れるカードに関して相棒能力による制限は発生しない。たとえば、他のパーマネント・カードすべてが起動型能力を持っていなくとも、《黎明起こし、ザーダ》をあなたの開始時のデッキに入れてもよい。

かなり重要な点ですね。

何人かこっちでしか活躍しそうにない(個人の感想です)のがいます。

ちなみに相棒と同名カードも(構築条件を満たさなくなる一人を除いて)採用可能です。

統率者変種ルールでも、あなたは相棒を1枚持つことができる。統率者も含めたあなたのデッキは、相棒の条件を満たしていなければならない。あなたの相棒は、あなたのデッキのカード100枚のうちの1枚ではない。

既存の統率者ルールではゲームの外部にカードがないのですが、

今回公式からローカルルールが作られました。

もちろん大会運営、あるいは相手の合意により、

変種ルールと既存ルールのどちらを使用するか選んでください。

というか現状相棒が統率者の固有色である必要があるのかすら書いてないので、

実はほとんど裁定待ち状態です。

 

そういえばデッキ枚数の制限について書いてありませんでしたね。

メインデッキは相棒を含めず(そもそもゲームの外部にありますしね)

60枚以上。

サイドボードは相棒を含めて15枚以下です。

 

相棒についてはここまで。お疲れ様でした。ではでは!

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