今日はこちら。
統率者2021で登場した実演を持つ単色レア・ソーサリー・サイクルの赤。
ライブラリーをシャッフルした後、土地でないカードが公開されるまでライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開し、それを追放し、残りを山札の下に置いた後、マナ・コストを支払わずに唱える事ができます。
実演は統率者2021で登場したメカニズムで、それを持つ呪文を唱えた際に、それをコピーする事ができます。
そうした場合あなたは対戦相手一人を選び、そのプレイヤーにもこれをコピーさせます。
ストリクスヘイヴンの魔法を教えるというフレーバーを再現したメカニズムであり、ゲームでの動きとよく合っています。
デッキをリシャッフルする為積み込みができず、当たりとなるカードの特性も土地でない位しか無いので狙ったものをめくるのもほぼ不可能。
可能な限り当たりの割合を増やし、上振れを狙うというのが主な利用法となるでしょうか。
幸い実演により対戦相手にコピーを与えればもう一度使えるので、何とか二連ガチャで当たりを引き当てたいところです。
で今話題となっているのがこれと6マナ以上の続唱、及び引き裂かれし永劫、エムラクールを入れたレガシーデッキ。
デッキ内の呪文は創造の技と6マナ以上の続唱しかないので続唱から唱えられるのは創造の技。
コピーされた創造の技からめくれるのは次の創造の技か続唱なので再び創造の技が唱えられ、最終的に引き裂かれし永劫、エムラクールが唱えられます。
きちんと唱えているのでエムラクールの追加ターンももらえますが、そもそも大渦の放浪者が出ていれば全員が速攻。
そのターン中にゲームが決まりそうです。
土地にはおなじみ裏切り者の都に加え、枯渇ランド鋭き砂岩系列も採用されており、3ターン目にはコンボを走らせられそう。
創造の技初動じゃなく6マナの続唱からスタートできるので、この手のデッキには珍しくキープしやすいのもかなりの強みですね。
コピーされるので意志の力1枚で止まらないのも強力。
統率者出身ですが統率者で使うと下に行った土地のせいで2回目もシャッフルが必要なのが面倒。
そのまま追放してくれれば手順が省略できたのですが…。
あと重いし大量のマナファクトとかも入るのでそもそもそんなに強くないです。
相手に唱えさせるデメリットが軽くなりやすいのは利点か。
今後レガシーの定番カードとなった場合値段がとんでもない事になりそう。
はたして。ではでは!