ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

手甲について考える

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今日はこちら。

 

神河謀叛にて登場した軽量装備品。

無色1マナ装備(0)の装備品で、

装備クリーチャーは+1/+0修整を受ける常在型能力を持ちます。

 

軽い代わりに修正値も低い軽量装備品。

パワーを1上げるために手札1枚の消費では割に合わないことが多いでしょう。

 

その真価は装備コストが0であること。

セファリッドの幻術師を対象に取り続け、セルフLOするセファリッド・ブレックファーストや、

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ダールの降霊者を対象に取り続け、無限タフネスから無限ライフを狙うループ・ジャンクションでの採用が考えられます。

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同じく強力な装備0装備品である稲妻のすね当て

と比較すると、被覆を与えないため、単体でも対象を取り続けられる点で勝っています。

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モダンホライゾン3にて有翼の叡智、ナドゥが登場することで今高騰している1枚。

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ナドゥが戦場にいれば毎ターンクリーチャー1体につき2枚のアドバンテージを得ることができます。

この際、土地であればそのまま置けるので、上陸を誘発させることが可能。

春心のナントゥーコがいればトークンを生成できるため、更にアドバンテージを稼ぐことができます。

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モダンやレガシー、統率者などでナドゥの相方として使われているカード。

ウルザの物語石鍛冶の神秘家からサーチを駆使して戦場に出されます。

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特に前者は稲妻のすね当てがサーチ範囲外のため、唯一無二のカードとなっています。

 

しゅこうとルビが振ってありますが、手甲の正しい読みはてっこう。

これは英語名がそのままShukoだからですが、日本語としては正しくない読みになっています。

また手甲は手を防御する防具の意味合いが強く、それならパワーよりもタフネスが上がる方が自然でしょう。

まあこれがタフネスを上げる装備品だったらいよいよもって単体で使えないカードになってしまいますが…。

 

あとアートを見て思ったのですが、左下から右上にかけて伸びている手、よく見るとこちら側に指が折れています。

ということはこれは右手であり、画像の人物は自分の前で腕を重ねているのではなく、頭の上でXのように重ねていることになります。

そうなると鉤爪は手の内側にあることになり、これは手甲じゃないです。

何これ…?

 

少し前まではストレージで眠っていたカードですが、現在は最安で4,000円、大体5,500円で取引されています。

この価格がそのまま維持されるのか、それともバブルが崩壊するのか。

気になる1枚です。ではでは!

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