ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

侵略樹、次元壊しについて考える

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今日はこちら。

 

機械兵団の進軍にて登場したランパンアーティファクト

3マナの伝説のアーティファクトで、

(2), (T)で対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーは3枚切削、あなたはそのプレイヤーの墓地にある土地・カード1枚を、自分のコントロール下で「これが戦場を離れるなら、いずこかに置く代わりに追放する」誘発型能力を与えて、タップ状態で戦場に出す起動型能力、

(10), (T), 自身の生け贄でライブラリーから望む枚数の法務官・カードを探し、戦場に出し、ライブラリーを切り直す起動型能力を持ちます。

 

目を引くのは下の起動型能力。

スタンダードだけでも法務官は9枚存在し、起動できればほぼほぼ勝利、

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イオニアやモダン以下ならさらに増え、15枚出せれば統率者でもそのまま勝てるレベルです。

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特に隠れしウラブラスクで全員に速攻が付くのが大きい。

 

問題となるのは10マナという起動の重さ。

正直話にならないレベルの重さで、通常であれば起動できるはるか前のターンにゲームが終わります。

その為、これで勝つには過剰なまでのマナ加速が必要になります。

 

それを補助するのが上の能力。

対戦相手の山札を3枚切削しながら、墓地から土地を広い自分の戦場に出せます。

フェッチなどを利用できないように拾った土地には追放する誘発型能力が付与されますが、逆に言えばレンと六番などに再利用されないという意味でもあります。

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まあ切削しといて対戦相手の墓地利用を考えるのはナンセンスな感じもしますが…。

 

色が合わないことが多いのが難点な一方、特殊土地も拾えるのは強み。

トライオームは捨てられやすく、色も3種類出るので何かしら使えるでしょう。

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単純に切削だけでもかなり有効で、12回起動できれば大抵LO。

ドローや完成化した精神、ジェイスなどがあればさらに素早くLOできます。

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弱点はやはり設置から起動までが遠いこと。

都合5マナ、ないし1ターンを必要とするので、ランパンとしての性能はかなり低いです。

 

版図ミラー対策として一考の価値はあるかも。

ではでは!

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