ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

宝船の巡航について考える

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今日はこちら。

 

タルキール覇王譚で登場した強力なドロー呪文。

青8マナ探査のソーサリーで、

3枚引く効果を持っています。

 

探査はタルキール覇王譚にて登場したメカニズムで、探査を持つ呪文を唱える際に、墓地からカードを追放したカード1枚につき(1)支払うことができます。

宝船の巡航であれば墓地からカードを7枚追放すれば(青)で唱えることができます。

 

(青)で唱えてもマナ総量は変わらず、マナも支払っていることになるため、精神的つまづき三なる宝球の影響を受けません。

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ソーサリー版Ancestral Recallと言われることもあり、重さに反して3、4枚積まれることも珍しくなかったそうです。

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スタンダードではインスタントである時を超えた探索に押されそれほど活躍せず。

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一方モダンやレガシー、ヴィンテージではフェッチランドと軽量インスタント、ソーサリーの存在から非常に強力で、特に青赤デルバーで活躍しました。

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2015年1月モダン、レガシー禁止、ヴィンテージ制限。

秘密を掘り下げる者デッキでの活躍を理由に禁止されたのですが、じゃあ秘密を掘り下げる者を禁止すべきでは?という声も多くあがりました。

青赤《秘密を掘り下げる者》デッキはトーナメント・プレイで非常に良い結果を残しており、フォーマットの多様性を傷つけています。他のデッキも結果を残すことはありますが、かつてに比べて多様性は著しく失われています。《宝船の巡航》は禁止になります。

 

コモンゆえにパウパーでも活躍。

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呪文を連打するタイプのデッキで使われ、2015年4月に禁止となりました。

 

現在の主戦場はパイオニア

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主に青赤フェニックスで使われ、大量のキャントリップ呪文で肥えた墓地を用いて、追加のリソース獲得手段として活躍しています。

宝船の巡航の最後の活躍場所であり、パイオニアをする意味となる1枚であるため、禁止されることは恐らく無いでしょう。

 

MTGアリーナのタイムレスにて再びフェッチランドと再会。

しかし現状は環境が早すぎて追いつけていない様子。

制限リストが増えていけばあるいは…?ではでは!

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