ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

悪辣な略奪について考える

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今日はこちら。

 

指輪物語: 中つ国の伝承で登場する全体火力付きエンチャント。

(X)(赤)(赤)で戦場に出た時各クリーチャーにXダメージを与え、毎ターン1回対戦相手のクリーチャーが1体以上死亡するたび宝物・トークン1つを生成します。

 

通称焼肉鈎虐殺事件。

スタンダードで猛威を振るい、そのまま禁止されていった食肉鈎虐殺事件にかけて一部でそう言われているそうです。

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ダメージなので破壊不能やプロテクションを抜く事はできない一方、倍化や加点は容易にできます。

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後者の能力はかなり調整されている印象。

毎ターン1回だけ対戦相手のクリーチャーが1体以上死亡するたび宝物1つを生成します。

この為食肉鈎虐殺事件と違い対戦相手がどれだけ大量に展開していた場合でも生成される宝物は1つだけ。

こちらのクリーチャーが死亡しても何もありません。

単体で勝利に直結するカードでもなく、またマナ加速としてもかなり地味なのでそれほど強力にも思えません。

このカード設置以降何ターンあって、そして何回誘発するかが鍵になりそうです。

伝説ではないので複数設置できるのはメリットですね。

 

1体以上、毎ターン1回と表記されていますが、仮に1体毎に誘発するとしても毎ターン1回に引っかかるので結局結果は一緒なはず。

というか1体以上はともかく毎ターン1回は無くても良かったのでは…?

あるいはプレイヤー毎に誘発するとか…。

 

主戦場は多分統率者。

ターンが多い上に試合も長引きやすく、対戦相手のクリーチャーも多いのでかなり誘発しそう。

逆にモダンやレガシー、あるいは高速コンボの高レベル統率者ではまず使われないと思います。

4ターン目に全体2点+宝物1つとか次のターンには死んでてもおかしくないです。

 

殺戮起こして報酬ゲットはまさに悪辣。

多分死体から略奪してます。怖。ではでは!

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