今日はこちら。
団結のドミナリア統率者デッキで登場した赤白黒の3色のディハーダ。
統率者として使用できる能力と、3つの忠誠度能力を持っています。
このカードの肝となるのが[-3]能力。
ライブラリーの上から4枚を公開し、望む枚数の伝説のカードを手札に、残りを墓地に置き、墓地に置いたカード1枚につき宝物1つを生成できます。
重要なのは宝物が4個生成できるという点であり、これにより墓地を肥やしながら一時的にとはいえマナを伸ばす事ができます。
また伝説のカードであれば土地からソーサリーからなんでも手札に入れられるので必要なものがあれば回収できるのも安心。
死の国からの脱出とちらつきで無限ループが可能。
ディハーダをちらつきでブリンクする事で再び[-3]が使えるようになり、ループ1回毎に墓地が1枚、宝物が2個増えて行きます。
ちらつきの位置は墓地でもよく、ディハーダは統率領域にあっても唱えられれば[-3]からちらつきの為のマナが用意できます。
死の国からの脱出でサーチカードも使い回せるのでマナさえあれば1枚コンボ。
そのマナもディハーダを唱えれば用意できるので非常に強力な統率者となっています。
死の国からの脱出素引き+墓地肥やしの最中にサーチかちらつきが落ちてもいいしね。
最終的には動く死体+レオニンの遺物使いコンボに食肉鈎虐殺事件を沿えて勝利します。
レオニンの遺物使いが動く死体を追放する事で死亡し、追放されていた動く死体がレオニンの遺物使いを蘇生してループ。
最後は動く死体で適当なクリーチャーを釣れば、溜まっていた食肉鈎虐殺事件の誘発で対戦相手が死にます。
このコンボはセヴィンの再利用でも揃える事ができ、最後の審判も1枚コンボとなっています。
ディハーダの[-3]を使えばトップに置いた4枚を墓地に置く事ができ、宝物4つと1マナでフラッシュバックが可能。
最悪返しのターン用のドローもあるので次のターンに勝つ事もできます。
リスキーすぎるけど。
理論最速は上の最後の審判+暗黒の儀式+(黒マナが出る土地+白か赤マナが出る土地)の2ターンでしょうか。
次のターンにデッキトップのライオンの瞳のダイアモンドを引けば置いた土地と合わせて5マナが湧き、コンボまで繋がります。
レオニンの遺物使いはゴライオンの養子、アブデル・エイドリアンでも、食肉鈎虐殺事件は残忍な巡礼者、コー追われのエラス等でも代用可能。
パーツが多いのはいいですが基本的にはデッキ全部ひっくり返すのであんまり変わらなさそう。
生成した宝物からファッティを叩きつけるのも強そう。
墓地肥やしと相性のいい約束された終末、エムラクールや単純に強力な血の取引者、ヴィリスを出してのゴリ押しも強そう。
その場合は[+2]による警戒、絆魂、破壊不能が猛威を振るう事になりそうです。
伝説なので[-3]で落とす際に回収できるのも強力。
奥義はほとんど使われないはず。
というのも[-3]が撃てるならこれで宝物を貯めてという方が強そう。
勝ちそうではあるけど統率者レベルが高くなるほどスペル重視でパーマネント並ばないしなぁ…。
今後より洗練されればかなり強力な統率者となりそう。
PWなので金粉のドレイクや土牢を食らう事もなく、安定して唱えられそうです。
ただしドラニスの判事は勘弁な。
ではでは！
