ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

道を開けよについて考える

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今日はこちら。

 

決戦の後にで登場した緑のランパン呪文。

土地・カードX枚が公開されるまでライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開していき、それらをタップ状態で戦場に出す効果を持っています。

ただしXはそのゲームのプレイヤーの人数より多くできません。

 

このゲームのプレイ人口はおおよそ4000万人を超えるみたいなのですが、流石にそれを上限としてわざわざ設定しないでしょう。

通常構築戦であれば上限は2、統率者戦(かつ誰も倒されていない)なら4と考えるのが自然だと思います。

 

比較対象は爆発的植生

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現在では型落ち感が否めず、多数の上位互換は存在しますが、一応これが基準となるでしょう。

 

道を開けよのデメリットとしてはライブラリーから無作為に戦場に出す為色を選べません。

森が2枚出てきて終了というのはそれなりにあると思われます。

そうなるとランパンの副次的な目的である色補助には繋がらず、目当てのカードをプレイできない可能性も出てきます。

 

反対にメリットは特殊土地を持ってこれる可能性がある事で、トライオーム×2という出方も夢ではありません。

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こうなると色の安定という面ではむしろ強力になり、次と次の次のターンでまったく色が違うカードをプレイする事も現実的な話となってきます。

 

またこういったカードの場合これまでは基本土地のみしか持ってこれなかった為に、ある程度基本土地を採用する必要がありました。

モダンやレガシーほど強力な土地メタが無ければ基本土地は特殊土地よりもカードパワーが低く、あまり数を取りたくない為、その枠を取らなくていいというのはかなりありがたいです。

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デッキの中にその枚数分土地が残っていれば確実に出せるというのは明確な利点と言えるでしょう。

 

Xの値は可変式で、3マナで1ランプはかなりやりたくないです。

しかし手札に土地がなく次のターンに唱えたい4マナのカードがある場合に唱えられるというのは、選択肢という点でかなりありがたい能力。

土地3枚道を開けよ2枚で概ね5ターン目に7マナを唱えられるであろうというのはランプデッキとしてかなりありがたいですね。

 

多人数戦であれば更にマナを注ぎ込んでのプレイが可能。

6マナ4ランパンはあまり例を見ません。

より低いマナで撃てるという事も考えると使い勝手という点でかなり強そうです。

 

個人的に今回のあまり注目されてないカードの中で一番注目しているカード。

Xの上限のせいで統率者戦用に見えますが多分2人戦で使っても十分強いと思います。

価格は現在50円。是非買いましょう。

ではでは!

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