今日はこちら。
兄弟戦争: 統率者デッキで登場した白2マナ1/1の人間・スカウト。
+1/+1カウンターが乗って戦場に出る常在型能力と、タップして自分のパーマネント1つからカウンター1個を取り除く事で、平地を探し、対戦相手1人が自分より土地が多ければタップ状態で戦場に、そうしなければ手札に加える事ができます。
単体でも2/2の熊であり、自身の+1/+1カウンターを取り除く事で平地をサーチする事が可能。
基本土地に限定されていない為デュアルランドやトライオームもサーチ可能で、
状況次第ではランパンまで行えるかなり珍しいカードです。
白の平等を訴える精神によるものなのですが、土地セット権が残っていれば自分のが土地を伸ばせます。
なおタップ状態で戦場に出すのは強制ではない為、手札に土地がなければ能力で置かずにセット権を用いて置くこともできます。
単体でも強力なものの、真価を発揮するのはカウンターを取り除くことがメリットになる場合。
例えば昨日紹介した神秘的負荷は累加アップキープによって乗る経年カウンターを取り除く事で、アップキープ・コストを抑えつつアドバンテージを獲得する事ができます。
経年カウンターを乗せてアップキープ・コストを支払うまでが一連の処理なので、最低(1)は支払わなければなりませんが、揃えば間違いなく維持する事になるでしょう。
また英雄譚とのシナジーも強力です。
英雄譚は章能力を解決した後、伝承カウンターの個数が最終章の章番号を超えていると生け贄に捧げなければならないのですが、最終章誘発後解決前に伝承カウンターを取り除く事で、その生け贄を免れる事ができます。
特に相性がいいのがウルザの物語で、
1Tウルザの物語
2T新たな地平の識者
3Tウルザの物語3章誘発
→スタックで新たな地平の識者起動で
以降毎ターン平地とマナ総量1以下のアーティファクトをサーチしながら構築物・トークンを生成できます。
揃えばかなり強力なうえ、どちらも単体でかなり強力なので、今後よく見かける組み合わせになりそうです。
今後白い統率者を使う場合には抑えておいた方がいいかも。
実際白には魅力的なカード結構あるんですよね…
ではでは!