今日はこちら。
兄弟戦争で登場するウルザのPWカード。
初の片面で5つの忠誠度能力を持つPWであり、加えて強力な常在型能力も持っています。
常在型能力は各ターン忠誠度能力を1回ではなく2回使えるという能力。
後述しますがこのカードの忠誠度能力はどれも強力で、これを2回使えるというのは単純に強力です。
[+2]はこのターン、アーティファクトやインスタントやソーサリーを唱える為のコストが(2)少なくなるのと2点のライフを得られる能力。
アーティファクトが含まれているのでマナが残っていなくても唱えられる可能性があり、またこのターンなので複数枚展開ができます。
常在型能力によりこの能力を2回使えば、4点ライフに加え(4)少なくなり、かなり展開できそう。
忠誠度も4上がっているので落としづらく、かなり強固なPWとなります。
[+1]は2ドロー1ディス。
単純にアドバンテージが稼げる能力でこれも2回使えば4ドロー2ディスと非常に強力です。
引いてきたカードを使いたければ[+2]を起動してもよく、柔軟性の高さもこのカードの強みですね。
[0]は1/1の兵士・アーティファクト・クリーチャー・トークン2体の生成。
ブロッカーの生成は重要であり、それを複数体しかも忠誠度消費無しで使えるのは魅力的。
アーティファクト・シナジーも受けやすく、これを使いつつ上の能力でアドバンテージを稼げるのでこれも強力。
当然2回使って4体展開しても強力ですね。
[-3]は土地でないパーマネント1つの破壊。
除去も重要ですね。
対象の広さ+追放なのでかなり強力。
初期忠誠度が7もあるのでいきなり2回使う事も可能ですし、+を合わせて忠誠度消費を抑える事も可能。
[+2]を合わせれば7ターン連続で使う事もでき、流石にゲームが決まります。
[-10]はターン終了時まで自分のアーティファクトとPWに破壊不能を付けた後、土地でないすべてのパーマネントを破壊する能力。
奥義らしく効果は派手で、忠誠度能力が1ターンに2回使える為忠誠度8から繋げる事が可能。
初期忠誠度の高さから着地後次のターンには能力を発動でき、非常に強力な能力です。
自分のパーマネントに耐性つけてくれるのも魅力。
総じて強力なPWであり、流石ウルザといったところ。
アドバンテージ、ブロッカー、除去、奥義と強い要素も完全に揃えており、活躍が期待できます。
問題はその出し方。
このカードの右上にはマナ・コストが書いてありませんが、実はこれ護国卿、ウルザとマイトストーンとウィークストーンの合体カードです。
総コストは3+5+7…に見えて実は護国卿、ウルザのマナ軽減能力とマイトストーンとウィークストーンのマナ能力により5ターン目には着地可能。
マイトストーンとウィークストーンの除去やドローもありますがマナを完全に寝かせてしまうのでそこだけ怖いところですね。
考慮や衝動で探すにしても2種を揃えるのは大変ですし、生物除去や置物破壊で対処されてしまうので安定性はありません。
特に能力スタックで除去されると悲惨。
流石にダメかな…。
でもマイトストーンとウィークストーンでの除去と合わせると相手盤面全部失ってそうなんですよね…。
うーん…？ではでは！
