今日はこちら。
アルファにて登場したパワー9の一角。
青3マナのソーサリーで、
各プレイヤーは、自分の墓地と手札をライブラリーに加えて切り直し、7枚引く効果を持ちます。
わずか3マナで手札を回復したうえに、墓地も再利用できるのが特徴です。
相手も影響を受けてしまいますが、重要な初手を入れ替えつつ、墓地リソースを空にできるという点も注目すべき点と言えます。
マナ加速から1ターン目に唱えることで、自分のリソースを回復しつつ、相手の手札を入れ替えしてしまうことができます。
Black Lotusや魔力の墓所が使えるヴィンテージであれば、Timetwisterさえ引ければ現実的な範囲で狙うことが可能でしょう。
パワー9の中では最も弱い1枚とされ、実際採用率も一番低いとか。
その理由としては相手にもリソースを回復させてしまう点や、手札の質が重要なパーミッションではかえって状況を悪化させてしまう可能性があるからなどが挙げられます。
そもそも青3マナの呪文が通せるなら修繕から荒廃鋼の巨像持ってきた方が多分強いです。
上記のパワーレベルの問題からか、他すべてが禁止されている統率者戦においてパワー9で唯一使用が許されています。
構築戦と比較すると対戦相手の数は3倍になってますし、何より墓地も含めて引き直す効果が、全員にチャンスを作りやすく、フォーマットの理念に合っています。
統率者戦において唯一使えるTimetwisterは、統率者戦の流行につれて、価格も徐々に上がってきました。
現在では他のMoxと比べてあまり遜色ない価格まで上がっています。
以前の扱いを考えればこれは大出世と言えますね。
こちらも波止場の恐喝者や魔力の墓所禁止後に評価を上げた1枚。
環境が低速化したことでよりミッドレンジ速度のデッキが増え、強力なアドバンテージ源として注目された感じでしょうか。
精神破壊者、ネクサル的にはいつかは欲しい1枚。
手札を捨てない分シナジーカードは少ないですが、強さとかよりやっぱりパワー9というのに魅力を感じます。
ではでは!