今日はこちら。
鴉の男はリリアナの前に度々現れる謎の人物。
便宜上リリアナが鴉の男と呼んでいるだけでその本名は不明。
人間から鴉の群れ、あるいは鴉の群れから人間に自在に変身する事ができます。
複数の次元に登場しており、PWと思われますが、今回はクリーチャーとして登場。
黒の2マナ2/1の伝説の人間・ウィザード。
各終了ステップの開始時に、そのターンプレイヤーが手札を捨てていた場合、飛行と「このクリーチャーはブロックできない」を持つ黒の1/1の鳥・クリーチャー・トークンを生成する誘発型能力と、ソーサリー・タイミングでのみ使用できる(3)(黒)タップで各対戦相手はカード1枚を捨てるという起動型能力を持っています。
魅力はなんと言っても前者の誘発型能力。
手札を捨ててさえいれば誰であろうと追加の鴉を生成してくれます。
ブロッカーには使えませんが2マナで2/1に1/1飛行がついてくればマナ・コスト以上の働きと言っていいでしょう。
3ターン目の動きとして強力なのはやはりヴェールのリリアナ。
毎ターン相手のリソースを縛りながら、鴉を呼ぶ事ができます。
他にも魂力、サイクリング、謀議や鏡割りの寓話等次期スタンダードには多くの手札を捨てる効果が存在します。
自分が捨てても能力が誘発する為、これらのカードを併用しても悪くないでしょう。
起動型能力もマナフラ気味+リソース勝負になればかなり優秀。
(3)(黒)とコストは非常に重いものの手札消費無しに対戦相手の手札を減らせますし、そうなれば鴉を生成できます。
またその存在から例えば対戦相手が手札0から土地を引いた際に、起動されるのを恐れて土地を起くという事も考えられます。
そうなれば対戦相手のブラフを気にせず仕掛けられます。
ネックとなりそうなのはやはり伝説であるという点でしょうか。
またタフネス1という事で除去されやすいという欠点もありますが、強力な1点火力棘平原の危険はローテ落ちするのでこれは思ったよりなんとかなりそう。
次期スタンダード注目の1枚。
500円位にはなるんじゃないかな。ではでは!