ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

魔力の櫃について考える

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今日はこちら。

 

アンリミテッドで登場した強力なマナファクト。

1マナで戦場に出てタップすると無色3マナが加えられるものの、再度使用する為にはアップキープに4マナ払う必要があり、ドローフェイズ開始時にタップ状態なら1点ダメージを受けます。

 

4マナはやはり重く、使ったターン以降は毎ターン1ダメージを受ける一時的なマナ加速になる事も。

とはいえ強力なマナ加速である事に変わりはなく、特に速攻デッキであればそれほどダメージを受けません。

疑似儀式的なカードという事もあり、能力とも方向性があっています。

 

その強さの一方で注目されるようになったのはかなり後。

というのもアンリミテッドには瞬発力では若干劣るものの恒久的なマナ加速として使える太陽の指輪、そして瞬発力であれば未来永劫負ける事は無いであろうBlack Lotusが存在しました。
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こんな状況で魔力の櫃に注目しろという方が無理でしょう。

 

最初に注目されたのはMoMa

アーティファクトカウントを増やせるのでトレイリアのアカデミーと相性がよく、その禁止後は精神力と組んで大量のマナを生み出しました。

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その後ウルザズ・レガシーでは修繕と組んで記憶の壺をサーチするのに使われたりしました。

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タップ状態になった魔力の櫃を有効活用できるので特に相性が良かったそうです。

それで死ぬような遅いデッキには見えませんが。

 

流石に暴れすぎたのか第5版を最後にローテ落ち。

それ以降スタンダードに帰ってくる事はありませんでした。

上を見ると正直相方が壊れていただけのような気もしますがら安心してください。

ちゃんと壊れてます。

 

能力とは引き換えに強力ながらその強さが認識されるのに時間がかかった1枚。

その為に長く収録されました。

流通数が多く価格も1万円とまぁこのレベルのカードとしてはお安くなっています。

 

他の強力なマナファクト同様レガシー禁止、ヴィンテージ制限となっている1枚。

一番使われているのはやはり統率者でしょうか。

手に入りやすくなるのはいいですね。ではでは!

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