ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

真の名の宿敵について考える

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今日はこちら。

 

英語名True-Name Nemesisから通称ネメシス。

数々のプレイヤーをなぎ倒してきた歴代最強クラスのクリーチャーです。

なおギリシャ神話で登場する同名の神は、人間が神に働く無礼に対する神の怒りと罰の擬人化です。

怒りも罰もこいつの方が無礼者なんですが、そこはならず者と言うことでここは一つ。

 

3/3/1の青単色のマーフォーク、ならず者。

マーフォークといえばアルファ版から存在する由緒正しき部族です。

ただ「陸上の生物が水中の生物と戦うのはおかしい」という理由からトーメントを最後に収録されませんでした。

ところがユーザーがこれに猛反発。

時のらせんで復活し、ローウィンやイクサランでは主要部族として返り咲きました。

今では青の主要種族の一つとして定着しています。

マーフォークと時のらせんには深い関連があったんですね。

 

もう一方ならず者はミラディンで初登場、モーニングタイドやゼンディカーの夜明けの主要種族として取り上げられました。

レガシーでも活躍している種族だそうです。

 

世界最強のマーフォーク、またはならず者としてよく名が挙がるのがこの真の名の宿敵です。

上記の種族シナジーを受けられる点でも非常に優秀ですね。

 

このカード単体の説明の前にプロテクションについて説明しましょう。

ここではプロテクション(白)を持つ黒騎士君に登場してもらいましょう。

2/2/2先制攻撃と当時としては考えられないほどの優秀なスタッツを持ったクリーチャーであり、クリーチャーの色である緑の2マナクリーチャー灰色熊を一方的に打ち取ることができます。

で、それとは別にさらにプロテクション(白)を持ちます。

 

このプロテクション(白)とはまず白の呪文や能力の対象になりません。

当時はあまりにも優秀な除去剣を鋤にに全幅の信頼を置き、除去をこれのみに絞っていたプレイヤーが一定数いた為にこれを対処できず、敗れ去ったプレイヤーもいたとかいないとか。

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また白のオーラや装備品にエンチャントされません。

オーラであればそのまま墓地に、装備品であれば外れることになります。

(呪文や能力の対象にならない為、そもそも後付けでなければこれは起こりませんが。)

 

他には白の発生源からのダメージを0にできます。

0にできる為、絆魂による回復も行われません。

一方で、トランプルはダメージ割り振りの後で軽減が行われる為、プレイヤーはダメージを普通に受けるので注意。

 

 

最後に白のクリーチャーによってブロックされません。

相手のクリーチャーが全員白であれば悠々と攻撃できますね。

 

まとめるとその対象から呪禁で、戦闘でも無敵と言うことになります。

 

一方で対象を取らないカードの効果は普通に受けます。

受けますが、赤の全体除去であればダメージで行われることが多いため、プロテクション(赤)は嵐の怒りなどで落ちません。

 

このカードは統率者セットで出たカードで、本来は4人戦で使われる想定で作られました。

俺はあいつに手出しできないから頼む他の人誰かアイツを止めてくれと言う形ですね。

他の人から見れば3/3/1バニラなので、まあやや弱めかなといった程度。

 

ところで統率者セットで出たカードはレガシーでも使えて、そしてレガシーは当然ながら2人戦ですね。

ということは他の人に頼ることはできないわけで。

ほとんど無敵なわけで。

3マナパワー3の呪禁、ブロックされないというやばすぎるカードが爆誕することになったわけです。

登場早々デルバーやマーフォークなどで結果を残し、現在でも強力なカードの1枚として定着しています。

開発に失敗した有名なカードの一枚として度々コラムで触れられていますね。

 

それではここであなたを対象に取ってみましょう。



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ではでは!

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