ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

アールンドの天啓について考える

アールンドの天啓

今日はこちら。

 

Time Walkに端を発する追加ターン系カードの一枚です。

重い青単色のダブルシンボルソーサリーということを踏まえれば、時間のねじれが直系の祖先でしょうか。

運命のきずなとかいう忌み子の事は忘れましょう。

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親の顔より見せつけられたカード


追加効果は1/1飛行トークン2体生成+追放。

追放効果は時間の熟達以降の追加ターンソーサリーが全て持っている為、独特なのはトークン生成のみ。

使いまわすことを封じるための能力です。

毎ターン追加ターンとかされると非常に不快なので当然ですね。

 

ちなみにソーサリーなのも使いにくくする為です。

自分のメインに撃たせることでそれが打ち消された場合、相手のターンにマスカンを通させるリスクを与えています。

追加ターン系のカードの多くがそのタイミングをソーサリー・タイミングに限定されています。

 

2体の1/1飛行トークンは頼りないですが、チャンプブロックには充分ですし、時にはクロックとしてゲームを決める可能性も秘めています。

追加ターンの付属効果の為、そのまま殴りかかることができます。

今までの追加ターン系にはフィニッシュ手段が付随していなかった為に無限に近いターンの末にたった1枚のフィニッシュ手段を引いてゲームを決めるようなデッキがありましたが、このカードは複数回撃てば確実にフィニッシュに持っていけます。

(追放されてしまう為、複数回撃つことが難しいですが)

 

予顕により1マナ軽く撃つことができます。

安定してマナが伸びるゲームではないMTGにおいて、6マナと7マナでは撃てる可能性がかなり違います。

また最初の一発さえ撃ててしまえば、追加ターンで土地をセットし、二発目以降を撃てるようになります。

 

スタンダードでは出現の根本原理の選択肢の一つとして提示されます。

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残り二種はキオーラ、海神を打ち倒す嘘の神、ヴァルキー(星界の騙し屋、ティボルトとして戦場に出す)でしょうか。

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どれも1枚でゲームを終わらせられるスペックを持つカードです。

同時に今まで残念レアだった出現の根本原理が環境入りを果たしました。

 

ファンデッキとしては複視と組み合わせると楽しそうでした。

5T目に複視、6T目に予顕から撃つことで2ターンの追加ターンを得られ、それぞれの追加ターンで複視の効果を起動できます。

そもそも鳥が4羽生成される為8点入り、他にクリーチャーがいればそのままゲームエンドです。

 

あまり追加ターンが環境入りすることはないんですが、今回はちゃんと強かったようです。

強すぎることもなく良調整ではないでしょうか。ではでは!

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