ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

全知について考える

何で今更…という感じだが、今週の饗宴がこれに関連する紋章を使用する。

 

10マナもするクソ重エンチャント。青の信心を3つも持っている。

その効果はたった一行。

手札からマナ・コストを支払わず唱えて良くなる、というもの。

 

全ての呪文を0マナで使えるようになる能力は非常に強力。

ドロー呪文も打ち消し呪文もフィニッシャーも自由に唱えられる。

完全に別ゲーが始まるし、出したらほぼ勝ちとなる。

というかこれを入れているデッキは出せば勝てるよう構築されるはず。

よく使われるドロー呪文は無限への突入。なんと全知より重い。

 

最大の弱点はその重さ。

これを使える環境で10枚も土地を並べるのを待っていられない。

その為ショーテルやアカデミーの学長など踏み倒し手段と共に使われる。

 

非常に派手な効果の為、空想遊戯とかでも人気。

とにかくかっこいい。

 

かっこいいのでアリーナのイベントでもよく使われる。

よくあるのが全知ドラフト。

お互いに全知と同じ効果を持った紋章と、

1ターンに一度5色のマナを1点ずつ生成できる代わりに

手札が3枚まで減ってしまう。

それでも非常に強力で、ドロー呪文を連打しながらフィニッシャーを育てるゲームが始まる。

 

さて、このカードのテキスト、

よく見ると手札からのみしか唱えることを許容していない。

つまり山札の上や出来事、相棒や統率者と言った手札外から唱えるにはマナを払う必要がある。

これはちょくちょく問題になる。

実際、これが原因でエルドレインの王権の全知ドラフトは行われなかった。

またイコリアも相棒のせいで行われないと思われる。

正直全知よりもメカニズム側に責任があると思われるがそこはまあ置いといて。

 

今回はドラフトではなく構築済みとあっていつもほど馬鹿ゲーはできないかもしれないが、

それでも派手なことは間違いないだろう。

気になる方はぜひ挑戦してみてほしい。ではでは!

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