ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

副陽の接近について考える

今日はこちら。

 

①2回見せると勝つ特殊勝利カード。

1回目の効果は7マナ7点回復と非常にマナ効率の悪い回復だが、山札の上から7番目に仕込まれる為、順当に行けば7ターン後に2回目を唱えられる。

2回目の効果は特殊勝利。

見せられた側は何もせずそのままにしているといずれ2回目を見せられて敗北してしまうので、早めにゲームを終わらせるなど対処する必要があり、逆に見せた側は何とか長引かせ2回目を見せられるよう時間を稼ぐ必要がある。

ちなみに最も効果的な方法は打ち消し。

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7マナのソーサリーを消す程度、造作もない。

 

②副陽とはアモンケット次元にある二つの太陽の内、常に地平線上にある小さい方の太陽。

これが王神の碑に近づいていき、指定の場所に来た時王神が帰還し、来世での栄光を約束してくれる。

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言うまでもなく王神とはニコル・ボーラスの事であり、これは詳細を省くが結論だけ言うと相手は死ぬ。

カードとしても7マナ、7番目、7回復とニコル・ボーラスを非常に連想させるデザインとなっている。

 

③1回目がどのように唱えられていたかに関わらず、2回目が手札から唱えられて、それが通れば勝利できる。

唱えたことを見るので打ち消されたり戻されたりしても構わない。

これを利用して解決前に手札に戻せば次のターンに勝利できる。

また手札から唱えていない場合や呪文をコピーした場合は、常に7点回復を行う。

 他にも2回目はそれが手札から唱えられていればライブラリーに戻ることなく、そのまま墓地に落ちる。

通常は解決された瞬間に勝利できる為それが墓地に行くことはないが、試練に臨むギデオンの紋章など何らかの理由でゲームが続く場合に起こるので注意。

この場合回復もできない。幸い大抵の場合は見たらわかる。撃つな。

 

④当時のスタンダードでは大量マナ大量ドローのできる新たな視点デッキでフィニッシャーとして採用された。

大量のサイクリングと豊富なマナで撃ったそのターンに引き込みに行ける。

通称ゼウス・サイクリング。

ただこのデッキについては正直全くわからないので誰か有識者を探してください…。

 

⑤青白コントロールのフィニッシャーとしても活躍した。

完全なノンクリーチャーデッキとして相手の除去を完全に腐らせることができるのと、水没遺跡、アズカンタで持ってこれるフィニッシャーと言うのが大きい。

追加のドローソースやデッキ破壊手段があれば勝利ターンもぐっと早まる。

ヒストリックで使う場合、これが主な形となるだろう。

当時のスタンダードに比べて優秀な除去やPWがいるため、王道の青白コンが組めそうだ。

 

⑥面白いところでは太陽鳥の祈祷を用いたコンボデッキが存在。

副陽の接近を唱えて7枚めくり別の副陽の接近をデッキから唱えて勝利する。

この場合手札から唱えた1枚目より先に山札からめくれた2枚目が解決される為、1枚目の解決時には既に勝利条件を満たしているということになる。

6マナ設置→7マナ勝利とテンポもいい。

ただし遅いのと運が絡むのと太陽鳥の祈祷が単体で弱いのが難点。

 

⑦ところでこのアート見覚えがないという方も多いのでは?

アモンケット時のアーティストは現在契約解除されている。

その為、アモンケットリマスターでは新アートが使われている。

それがこちら。

それでは2回見せたので今回はここまで。ではでは!

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