宇宙の帝王、キングギドラについて。
まずは変容について。
通常で唱えるのとは別に、
変容コストを持つクリーチャーは
自分のクリーチャーを対象に取り唱えます。
解決したらそのクリーチャーの上か下に被せ、
上に乗っているクリーチャーのパワーとタフネスを持つ
両方の能力を持った1体のクリーチャーとなります。
これはそのクリーチャーの性質を変化させるだけなので、
召喚酔いにかかりません。
(勿論元々のクリーチャーが
召喚酔いなら話は別です)
また直感に反しますが、
変容中に対象のクリーチャーが除去されてしまった場合でも、
そのクリーチャーは立ち消えにならず、
通常唱えたのと同様に戦場に出ます。
フレーバー的には完全に謎ですが、
変容のリスクを減らすゲーム性を考えた裁定でしょう。
クリーチャーの中には変容した時に誘発する能力があり、
それらの為に変容クリーチャーを大量に入れ、
1体をどんどん変容させるのは悪くない選択肢でしょう。
さてそんな変容ですが、
対象にできるのは、
あなたがオーナーで人間でないクリーチャーだけです。
問題となるのはコントロールを奪取した時ですね。
裏切りの工作員で奪ったクリーチャーのオーナーはあなたではないので、
あなたのカードで変容できません。
逆に奪われたクリーチャーは変容できます。
その場合、変容誘発能力は相手が得ますが。
まあ、大人しく裏切りの工作員を変容させましょう…人間⁉︎
人間結構多いので注意しましょう。
厳密にはオーナーが一致する事が条件なので、
正気泥棒で奪ったクリーチャーに、
これまた正気泥棒で奪った変容は可能です。
いずれにせよこの変容という能力、
専用デッキであれば強く、
楽しいメカニズムだと思います。
さて、それでは宇宙の帝王、キングギドラについて。
まず名前がすごいかっこいいですね。
地味にエレメンタルなのもいいと思います。
基本セット2020のエレメンタルと色もあってますし。
ただ変容は戦場に出ないので、
発現する浅瀬とはディスシナジーなのはちょっと悲しいところです。
変容能力で出るかもしれませんが。
6/6飛行トランプルというスタッツは
まさに切り札。
いきなりこんなのが殴って来たら
ひとたまりもありません。
変容コストは赤か緑の片方しか要求しないので一応二色でも使用可能。
ただ変容できないことも考えて
三色あった方がいいと思います。
変容誘発は土地でないパーマネントを戦場に出すか
手札に加える能力。
大抵は戦場に出すでしょうが、
変容に使いたかったり、
変容先としても優秀なハイドロイド混成体でも、
手札に加えられるのは嬉しい。
1度場に出てしまえば、
適当な変容でも誘発するので非常に強力。
伝説ですが、
重ねてしまえば普通に使えますし、
別のクリーチャーに重ねても
別のクリーチャーを上にすれば
対消滅しません。
変容の中心カードとして活躍する
非常に強いカードだと思います。
人気のある怪獣ですし、
結構な値段になると思われます。
ではでは!